特許
J-GLOBAL ID:200903017728747000

直噴ディーゼルエンジンの燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-212390
公開番号(公開出願番号):特開平9-042034
出願日: 1995年07月28日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 出力の低下を招くことなく直噴ディーゼルエンジンの低速・低負荷域における燃焼騒音を低減し、併せて、燃料の微粒化を促進し、エミッションおよび燃費の改善を図る。【解決手段】 例えば二段式燃料噴射ノズルを、アイドル側に中間リフト域を設定するものとし、中間リフト域では針弁のリフトがプレリフト(例えば60μ)に達しないで中間リフト(例えば30μ)を保持するようバネ定数を設定する。つまり、開弁前のスプリングのバネ荷重により規定されるノズル開弁圧(PN1)と、開弁直後のスプリングのバネ荷重に相当する噴射圧(PN2)と、吐出圧と相関関係にあるノズル内圧(PNo)との関係が、アイドル域においては、PN2>PNO>PN1となるよう、また、アイドル域以外では、PNO>PN2>PN1となるようバネ定数を設定する。
請求項(抜粋):
燃料を計量加圧しエンジン回転数に略比例した吐出圧で吐出する燃料噴射ポンプと、ノズル内圧が開弁前のスプリングのバネ荷重により規定される所定のノズル開弁圧を越えたときに開弁リフトする針弁を備え前記燃料噴射ポンプに連結されて該燃料噴射ポンプにより計量加圧され吐出された燃料を燃焼室内に噴射する燃料噴射ノズルとからなる直噴ディーゼルエンジンの燃料噴射装置において、前記ノズル開弁圧と開弁直後の前記スプリングのバネ荷重に相当する噴射圧と前記ノズル内圧との関係が、前記ノズル開弁圧をPN<SB>1</SB>、前記噴射圧をPN<SB>2</SB>、前記ノズル内圧をPN<SB>o</SB>とし、また、低速・低負荷域におけるPN<SB>o</SB>をPN<SB>OL</SB>、高速・高負荷域におけるPN<SB>o</SB>をPN<SB>OH</SB>としたときに、低速・低負荷側の所定領域においてはPN<SB>2</SB>>PN<SB>OL</SB>>PN<SB>1</SB>となり、高速・高負荷域においてはPN<SB>OH</SB>>PN<SB>2</SB>>PN<SB>1</SB>となり、かつ、PN<SB>OL</SB><PN<SB>OH</SB>となるよう、前記スプリングのバネ定数および前記ノズル内圧特性を設定したことを特徴とする直噴ディーゼルエンジンの燃料噴射装置。
IPC (4件):
F02D 41/38 ,  F02D 41/14 330 ,  F02M 61/10 ,  F02M 61/20
FI (4件):
F02D 41/38 A ,  F02D 41/14 330 B ,  F02M 61/10 E ,  F02M 61/20 P

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