特許
J-GLOBAL ID:200903017729712650

抄紙機用ロールおよびブレードツインワイヤ・ギャップフォーマ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-501251
公開番号(公開出願番号):特表平11-504997
出願日: 1997年06月10日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】個々のループとして案内され、ツインワイヤフォーミング領域を画成する第1および第2のワイヤと、第1および第2のワイヤがツインワイヤ領域の手前で収斂するフォーミングギャップと、スライス開口部を有するスライス溝を含みこの開口部を通して紙料懸濁液噴流をフォーミングギャップへ送り込んでワイヤ間にウエブを形成するヘッドボックスと、ツインワイヤ領域内に配されウエブから水を除去する排水およびフォーミング要素とを有する抄紙機用ロールおよびブレードギャップフォーマ。ウエブのZ方向特性の制御における改善を行なうため、フォーマは、ヘッドボックス内のスライス溝の中に配されて紙料懸濁液噴流の乱流をスライス開口部からフォーミングギャップへのその排出に発生させる乱流発生羽根と、ツインワイヤ領域に配されフォーミングギャップの後のツインワイヤ領域内に第1の排水およびフォーミング要素を構成する第1のフォーミングロールとを含んでいる。フォーミングギャップの後のツインワイヤ領域の走程が第1のフォーミングロールの全巻き角セクタにわたって曲がり、これは約25°である。フォーミングおよび排水要素は、第1のフォーミングロールの全巻き角セクタ上のツインワイヤ領域の曲状走程の後で脈動圧作用をウエブに発生する。ロールおよびブレードフォーマで形成されるウエブの異方性を制御する方法も記載されている。
請求項(抜粋):
個々のループに案内され、ツインワイヤフォーミング領域を画成する第1および第2のワイヤと、第1および第2のワイヤがツインワイヤ領域の手前で収斂するフォーミングギャップを画成する手段と、スライス開口部を有するスライス溝を含み、該開口部を介して紙料懸濁液噴流をフォーミングギャップへ送り込んで前記ワイヤ間にウエブを形成するヘッドボックスと、前記ツインワイヤ領域内に配され、ウエブから水を除去する排水およびフォーミング要素とを有する抄紙機用ロールおよびブレードギャップフォーマにおいて、改善点は、a)前記ヘッドボックス内の前記スライス溝の中に配され、紙料懸濁液噴流に前記ヘッドボックスのスライス溝のスライス開口部からのその排出前に乱流を発生させる乱流発生羽根と、b)前記ツインワイヤ領域に配され、該ツインワイヤ領域内に前記排水およびフォーミング要素のうちの第1の要素を前記フォーミングギャップの後に構成し、該フォーミングギャップが第1のフォーミングロールによって部分的に画成され、該第1のフォーミングロールが約1.4mより大きい、もしくはそれと等しい直径を有する第1のフォーミングロールと、c)前記フォーミングギャップの後で、前記第1のフォーミングロールの全巻き角セクタであって約25°より小さい全巻き角セクタ上の曲状部において前記ツインワイヤ領域の走程を向ける手段と、d)脈動圧作用を前記ウエブに対して、前記第1のフォーミングロールの前記全巻き角セクタ上の前記ツインワイヤ領域の前記曲状走程の後で発生させる手段との組合せを含むことを特徴とするロールおよびブレードギャップフォーマ。
IPC (2件):
D21F 9/02 ,  D21F 7/06
FI (2件):
D21F 9/02 A ,  D21F 7/06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-120707
  • 特開昭53-114905

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