特許
J-GLOBAL ID:200903017733467466

共有アプリケーションにおけるデータ転送量保証システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-071767
公開番号(公開出願番号):特開平11-272591
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 1回のデータ通信で転送するデータ量やコンピュータの数を抑えつつ更新データをロードする際に生じる遅延を回避する。また、データは必ず最新のデータであることを保証する。【解決手段】 デスクトップ上で変更されたデータが可視状態ではないコンピュータには変更データを転送せず、可視状態に変化したのをトリガーとしてデータを転送することで必要がないデータ転送を防止する。また、各共有アプリケーションのデータの関連を統計的に数値化する為に、共起という概念を導入し、共起するデータが変更された場合にも変更データを転送することで、変更データが可視状態になった時に遅延時間が生じることなくデータがロードされる。
請求項(抜粋):
ネットワークに接続されている複数のコンピュータ上で特定のアプリケーションを共有しているネットワークシステムにおいて、サーバコンピュータは各クライアントコンピュータから変更データを受け付け、変更を加えたコンピュータとは別のコンピュータに変更データを反映することができるデータ共有プログラム手段を有し、クライアントコンピュータは他に接続されているクライアントコンピュータと協調作業が可能である環境を実現する為に、データ共有プログラムから変更データの転送を許可するか判断し、変更データを受信し、デスクトップ上で加えられた共有アプリケーションの変更データをデータ共有プログラムに転送することができる通信管理プログラム手段と、デスクトップ上でどの共有アプリケーションが可視状態であるか、データのどの部分が参照されているかを判断するために、マウス操作、スクロール、サイズ変更等のデスクトップユーザイベントを監視し、イベントが発生した時に管理情報の更新を行なうデスクトップ管理プログラム手段と、前記デスクトップ管理プログラム手段には前記通信管理プログラム手段が変更データの転送を許可の判断の基準となる管理情報を有し、ユーザが共有アプリケーションのデータを変更した時に、データの変更を検知する為に、デスクトップ上で起動している全ての共有アプリケーションで開かれている全てのデータに対するデータ変更イベントを監視し、データ変更が生じた際に変更データを他のコンピュータに反映できるように通信制御プログラムに変更データの送信を行なうデータ管理プログラム手段から構成され、デスクトップ上のスクリーン全体の表示領域と共有アプリケーションの可視状態になっている領域の割合を監視し、算出した割合を接続されている各クライアントが共有アプリケーションが表示しているデータの重要度を表現する指標とし、可視状態になり易いデータが優先的に転送されることを特徴とする共有アプリケーションにおけるデータ転送量保証システム。
IPC (4件):
G06F 13/00 354 ,  G06F 13/00 355 ,  G06F 3/153 330 ,  G06F 15/16 370
FI (4件):
G06F 13/00 354 A ,  G06F 13/00 355 ,  G06F 3/153 330 A ,  G06F 15/16 370 M

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