特許
J-GLOBAL ID:200903017736665854

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-146260
公開番号(公開出願番号):特開2003-343385
出願日: 2002年05月21日
公開日(公表日): 2003年12月03日
要約:
【要約】【課題】 弁体のアンカ部を容易に成形、加工することができ、アンカ部の外径が変化するのを抑えて応答性、組立作業性等を向上できるようにする。【解決手段】 燃料噴射弁の磁性筒体2内に摺動変位可能に設ける弁体13を、弁座部材11の弁座11Bに離着座する球形の弁部14と、下端側が弁部14に固着され上端側がコア筒10の小径スリーブ部10Bと対向する筒状のアンカ部15とにより構成する。アンカ部15は、MIM工法等の手段を用いて磁性材料からなる金属粉末を射出成形し相対密度が95〜98%の範囲内となるように焼結することにより形成する。そして、アンカ部15の吸着部15Aの端面には、コア筒10の小径スリーブ部10Bに対してアンカ部15が密着するのを防ぐ密着防止用の凹溝16をプレス加工により形成する。
請求項(抜粋):
磁性材料により筒状に形成され内部が燃料通路となった磁性筒体と、磁性材料によって筒状に形成され該磁性筒体内に挿嵌して設けられたコア筒と、該コア筒よりも下流側に位置して前記磁性筒体内に設けられ燃料が流通する弁座を有する弁座部材と、前記コア筒と該弁座部材との間に位置して前記磁性筒体内に摺動変位可能に設けられ該弁座部材の弁座に離着座する弁体とを備えてなる燃料噴射弁において、前記弁体は、前記磁性筒体内を軸方向に延び上流側の端部が前記コア筒と対向する筒状のアンカ部と、該アンカ部の下流側の端部に設けられ前記弁座部材の弁座に離着座する弁部とにより構成し、前記弁体のアンカ部は、磁性材料からなる金属粉末を射出成形して相対密度が95〜98%の範囲内となるように焼結することにより形成し、前記アンカ部の上流側端面には、前記コア筒に対してアンカ部が密着するのを防ぐ密着防止溝を設ける構成としたことを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (2件):
F02M 51/06 ,  F02M 51/08
FI (5件):
F02M 51/06 K ,  F02M 51/06 J ,  F02M 51/06 S ,  F02M 51/06 U ,  F02M 51/08 D
Fターム (12件):
3G066AD07 ,  3G066BA19 ,  3G066BA55 ,  3G066BA56 ,  3G066CC06U ,  3G066CC15 ,  3G066CC24 ,  3G066CC56 ,  3G066CD28 ,  3G066CE22 ,  3G066CE31 ,  3G066CE34
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ニードルバルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-377212   出願人:日本ピストンリング株式会社
  • 燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-127027   出願人:株式会社デンソー

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