特許
J-GLOBAL ID:200903017741946411

列車制御用通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 光正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-170048
公開番号(公開出願番号):特開平5-294239
出願日: 1992年04月23日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 軌道回路を用いた列車検知を耐ノイズ性の高いスペクトラム拡散通信方式で実施し、また地上から列車への情報伝達の耐ノイズ性の改善をはかる。【構成】 軌道回路を形成するレールTの始端側Sに列車検知用信号を第1のPN符号で拡散処理して供給し、終端側Rから受信し、列車検知用信号を検出し、レール上の列車の有無を検知する列車制御用通信装置において、前記と種類が異なる第2のPN符号を発生させる手段及び変調手段と、変調信号を第2のPN符号で拡散処理しレールの始端側へ供給する制御信号供給手段と、アンテナを介した受信信号を復調処理して第2のPN符号を抽出、検出する手段と、第2のPN符号と同種のPN符号を発生させる第2のPN符号発生手段と、発生されたPN符号を用いて車上受信信号から前記変調された信号を抽出し、さらに復調処理して出力する列車制御用信号出力手段とからなる。
請求項(抜粋):
軌道回路を形成するレールの始端側に列車検知用信号を所定の第1のPN符号で拡散処理して供給し、そのレールの終端側からその拡散処理された信号を受信するとともに、その第1のPN符号と同じPN符号で逆拡散処理してその列車検知用信号を検出できるように構成し、その検出された信号の変化によりそのレール上の列車の有無を検知するようにした列車検知手段を備えた列車制御用通信装置において、前記第1のPN符号と種類が異なる第2のPN符号を発生させる第1のPN符号発生手段と、列車制御用搬送波を所定の列車制御用信号に対応させて振幅,角度又は位相変調処理する変調手段と、前記変調手段で変調された信号を前記第2のPN符号を用いて拡散処理し前記レールの始端側へ供給する制御信号供給手段と、列車に設けられたアンテナを介して前記レールから信号を受信する車上受信手段と、前記車上受信手段で受信された受信信号を前記列車制御用搬送波と同じ周波数の信号を用いて復調処理して前記第2のPN符号を抽出する第1の抽出手段と、前記第1の抽出手段で抽出された抽出信号中から前記第2のPN符号を検出する検出手段と、前記検出手段が前記第2のPN符号を検出したときに同期させて前記第2のPN符号と同種のPN符号を発生させる第2のPN符号発生手段と、前記第2のPN符号発生手段で発生されたPN符号を用いて前記車上受信手段で受信された受信信号を逆拡散処理して前記変調された信号を抽出する第2の抽出手段と、前記第2の抽出手段で抽出された信号を復調処理して前記所定の列車制御用信号を出力する列車制御用信号出力手段と、を有することを特徴とする列車制御用通信装置。
IPC (4件):
B61L 3/08 ,  B61L 1/18 ,  H04J 13/00 ,  H04Q 9/00 301
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-211162
  • 特開平2-215243
  • 特開平3-036830

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