特許
J-GLOBAL ID:200903017748795680

多板クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 砂川 昭男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-103579
公開番号(公開出願番号):特開2003-301861
出願日: 2002年04月05日
公開日(公表日): 2003年10月24日
要約:
【要約】【課題】 作動中に止め輪が外れず、かつその取り付けも容易な多板クラッチを得る。【解決手段】 図において、多板クラッチ10はクラッチケース1の内部に、セパレータ21、フリクションプレート22、バッキングプレート3(この三者を摩擦係合要素として図では一括して符号2として示している。)が軸方向に移動可能に配設され、油圧ピストン4によって右方に押圧されてスプライン溝11内に形成されている溝に嵌入されている止め輪5に圧接される。6はピストン4を押圧する油室、7はピストンのリターンスプリング、8はキャンセラーをそれぞれ示している。バッキングプレート3の止め輪と係合する面に小さい段によって構成される係止部31を設け、それにより止め輪の内径側が支持されるので、振動や摩擦によって止め輪が外れることが防止される。又、止め輪の取り付けが困難にならないように各部分の寸法を設定する。
請求項(抜粋):
クラッチケースの開口部に止め輪を配置し、セパレータ、フリクションプレート、バッキングプレート等の摩擦係合要素の軸方向移動を制限した多板クラッチにおいて、上記摩擦係合要素のうち、前記止め輪と係合するバッキングプレートの止め輪との係合面に、止め輪の内径側を支持する係止部を設けたことを特徴とする多板クラッチ。
IPC (2件):
F16D 13/60 ,  F16D 25/0638
FI (2件):
F16D 13/60 T ,  F16D 25/063 K
Fターム (10件):
3J056AA34 ,  3J056AA60 ,  3J056AA62 ,  3J056BC01 ,  3J056BE01 ,  3J056CA07 ,  3J057AA04 ,  3J057BB04 ,  3J057CA06 ,  3J057DB02

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