特許
J-GLOBAL ID:200903017749721044

適応位相制御付き復調方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-267522
公開番号(公開出願番号):特開平5-207088
出願日: 1992年10月06日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 準同期検波方式で逐次復調を行なう際に初期位相誤差及び周波数誤差(オフセット)により生じる検波位相誤差の時間的変動を高速に推定予測して、正しい復調信号を得る。【構成】 受信した複素入力信号Uに複素重み付けを行ない、所望信号との差の二乗平均値を最小にする位相制御回路28でウイナーフィルタを構成し、このウイナーフィルタにおいて、複素入力信号Uと復調信号Dの相互相関値の一シンボル間の変動に基づいて周波数誤差推定を周波数補償回路44で行ない、その情報に基づいて位相誤差推定回路21にて初期位相誤差推定をし、位相等化回路22において周波数誤差による位相変動を考慮して位相等化することで周波数オフセットによる定常位相誤差を完全に除去し、正しい復調信号Dを得る。
請求項(抜粋):
複素変調入力信号から複素復調信号を得るための適応位相制御付き復調方法であって、(a) 複素変調入力信号の周波数誤差を、現シンボルと前シンボルについての複素変調入力信号と、(c) で求めた複素復調信号とに基づく周波数誤差による一シンボル間の位相変動を使って推定する段階と、(b) 複素変調入力信号の初期位相誤差を、複素変調入力信号と、(c) で求めた複素復調信号と、(a) で推定した周波数誤差とに基づいて推定する段階と、(c) (a)で推定した周波数誤差と、(b) で推定した初期位相誤差に基づいて決められた最適位相補償を複素変調入力信号に施すことによって複素復調信号を求める段階と、から成ることを特徴とする復調方法。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04L 27/38

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