特許
J-GLOBAL ID:200903017758302852

マルチロブラ型内溝と工具挿入用斜面を備えた係止具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三根 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-255511
公開番号(公開出願番号):特開平5-215114
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 駆動工具のビットによる係合の十分な深さを確保して、有効かつ安定したトルク伝達を確保する。【構成】 係止具10等におけるソケットの内溝部20は、ソケット内に受け入れられる駆動工具14の端部との係合する。ソケット内溝部20は、環状に交互隣接する縦溝24とソケット突出部26とによって画定されるマルチロブラ断面を有し、ソケット突出部26は周辺支持縁に囲まれた内溝部の開口端21から中心軸線28に沿って平行に形成され、内溝内の隣接縦溝24の半径方向外端で開口端21に対して傾斜するガイド面27によって頭截されてガイド面27の工具クリアランス溝部29を形成する。更にガイド面27は、工具クリアランス溝部29から軸方向に形成された内溝内のガイド面の終端31まで延びて、各縦溝24内の傾斜ガイド面27に対する駆動工具14の駆動突出部23のカム状案内を形成する。
請求項(抜粋):
外周の支持縁に囲まれた内溝(20)内において、開口端(21)から中心軸線(28)に沿って平行に延びる環状の交互に隣接する縦溝(24)とソケット突出部(26)とによって定められたマルチロブラ断面を有し、その中に回転駆動工具(22)の端部を係合収容する内溝付き駆動ソケット(20)において、前記各ソケット突出部(26)が、前記開口端(21)に対して傾斜し、かつ、前記縦溝(24)の隣接する一つの半径方向外面から前記内溝(20)内に延びるガイド面(27)によって頭切りされて、前記隣接縦溝(24)の前記半径方向外面から延びる前記ガイド面(27)の工具クリアランス溝部(29)を形成し、そして、前記ガイド面(27)が、前記内溝(20)内において前記開口端(21)から終端(31)まで延びて、前記縦溝(24)内の前記傾斜ガイド面(27)に対する前記工具(22)の駆動突出部(23)のカム状案内を形成する、ことを特徴とするソケットを有する係止具。

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