特許
J-GLOBAL ID:200903017760585624

信用に基づく業務に関する情報処理システムおよびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-217453
公開番号(公開出願番号):特開2006-041815
出願日: 2004年07月26日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
【課題】 ブラインド署名の負荷を軽減する。【解決手段】 ユーザ装置1は、各メッセージをハッシュ化し、各ハッシュ値を連結し、連結ハッシュ値をハッシュ化し、ハッシュ化連結ハッシュ値を秘匿化し、秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値を信用供与元装置2に送信する。信用供与元装置は、秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値に署名し、ユーザ装置に送信する。ユーザ装置は、署名済秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値の秘匿化を解除し、例えば、業者装置31に対するメッセージと、他の各メッセージをハッシュ化したものである各ハッシュ値と、署名済ハッシュ化連結ハッシュ値とを、業者装置31に送信し、業者装置31は、署名済ハッシュ化連結ハッシュ値を復号し、メッセージをハッシュ化し、各ハッシュ値を連結し、連結ハッシュ値をハッシュ化し、ハッシュ化連結ハッシュ値同士を照合する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ユーザが信用を得るときに使用されるユーザ装置と当該信用を与える信用供与元が信用を与えるときに使用される信用供与元装置とが通信回線を介して接続され、前記ユーザ装置から当該信用に基づく業務についての複数のメッセージのそれぞれを受信する業務装置と当該ユーザ装置とが通信回線を介して接続され、 前記ユーザ装置が、 前記複数のメッセージを構成する各メッセージ、所定のハッシュ関数および乱数が記憶されるユーザ装置記憶手段を備え、 前記信用供与元装置が、 前記信用供与元の秘密鍵とが記憶される信用供与元装置記憶手段を備え、 前記複数の業者装置のそれぞれが、 前記ハッシュ関数と前記信用供与元の公開鍵とが記憶される業者装置記憶手段を備え、 さらに前記ユーザ装置が、 前記ユーザ装置記憶手段から各メッセージとハッシュ関数を読み出し、当該各メッセージを当該ハッシュ関数でハッシュ化し、各ハッシュ値を作成するハッシュ値作成手段と、 前記作成された各ハッシュ値を前記ユーザ装置記憶手段に記憶させるハッシュ値記憶処理手段と、 前記作成された各ハッシュ値を連結し、連結ハッシュ値を作成する連結ハッシュ値作成手段と、 前記ユーザ装置記憶手段からハッシュ関数を読み出し、前記作成された連結ハッシュ値を当該ハッシュ関数でハッシュ化し、ハッシュ化連結ハッシュ値を作成するハッシュ化連結ハッシュ値作成手段と、 前記ユーザ装置記憶手段から乱数を読み出し、この乱数で前記作成されたハッシュ化連結ハッシュ値を秘匿化し、秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値を作成する秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値作成手段と、 前記作成された秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値を前記信用供与元装置に送信する秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値送信手段とを備え、 さらに前記信用供与元装置が、 前記送信された秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値を受信する秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値受信手段と、 前記信用供与元装置記憶手段から前記信用供与元の秘密鍵を読み出し、受信された秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値に当該秘密鍵で署名し、署名済秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値を作成する署名済秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値作成手段と、 前記作成された署名済秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値を前記ユーザ装置に送信する署名済秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値送信手段とを備え、 さらに前記ユーザ装置が、 前記送信された署名済秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値を受信する署名済秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値受信手段と、 前記ユーザ装置記憶手段から乱数を読み出し、前記受信された署名済秘匿化ハッシュ化連結ハッシュ値の秘匿化を当該乱数で解除し、署名済ハッシュ化連結ハッシュ値を作成する署名済ハッシュ化連結ハッシュ値作成手段と、 前記複数の業者装置にメッセージを送信する際に、前記ユーザ装置記憶手段から、同一の業者装置に対するメッセージと、他の各メッセージをハッシュ化したものである各ハッシュ値とを読み出し、このメッセージと、各ハッシュ値と、作成された署名済ハッシュ化連結ハッシュ値とを、当該同一の業者装置に送信するメッセージ送信手段とを備え、 前記複数の業者装置のそれぞれが、 該業者装置に送信されたメッセージ、各ハッシュ値および署名済ハッシュ化連結ハッシュ値を受信するメッセージ受信手段と、 当該業者装置の業者装置記憶手段から信用供与元の公開鍵を読み出し、当該業者装置で受信された署名済ハッシュ化連結ハッシュ値を当該公開鍵で検証する署名済ハッシュ化連結ハッシュ値検証手段と、 当該業者装置の業者装置記憶手段からハッシュ関数を読み出し、当該業者装置で受信されたメッセージを当該ハッシュ関数でハッシュ化し、ハッシュ値を作成するハッシュ値作成手段と、 前記作成されたハッシュ値と、前記受信された各ハッシュ値とを連結し、連結ハッシュ値を作成する連結ハッシュ値作成手段と、 当該業者装置の業者装置記憶手段からハッシュ関数を読み出し、作成された連結ハッシュ値を当該ハッシュ関数でハッシュ化し、ハッシュ化連結ハッシュ値を作成するハッシュ化連結ハッシュ値作成手段と、 前記検証された署名済ハッシュ化連結ハッシュ値のハッシュ化連結ハッシュ値と前記作成されたハッシュ化連結ハッシュ値とを照合するハッシュ化連結ハッシュ値照合手段と を備えることを特徴とする信用に基づく業務に関する情報処理システム。
IPC (2件):
H04L 9/32 ,  G06Q 20/00
FI (2件):
H04L9/00 675B ,  G06F17/60 414
Fターム (6件):
5J104AA08 ,  5J104AA09 ,  5J104LA01 ,  5J104LA03 ,  5J104LA05 ,  5J104LA08
引用特許:
出願人引用 (1件)

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