特許
J-GLOBAL ID:200903017763463643

建設機械の油圧駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-238460
公開番号(公開出願番号):特開平6-081375
出願日: 1992年09月07日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】建設機械の油圧駆動装置において、油圧アクチュエータの単独操作時には再生回路を用いて高速駆動が可能で、他のアクチュエータとの複合操作時にはこのアクチュエータの駆動速度にバランスした駆動速度を得る。【構成】切換弁9にメータアウト絞り9aが設けられ、アクチュエータライン6a,6bは再生ライン6dにより互いに接続され、再生ライン6d上には再生調整絞り14bを備えた再生調整弁14及びアクチュエータライン6bからアクチュエータライン6aへの圧油の流れのみを許す逆止弁15が設けられている。アームクラウド単独操作時には再生調整絞り14bは最大開度に開けられ、ブーム上げとアームクラウドの複合操作時には再生調整絞り14bの開口面積が小さくなるよう、制御ユニット13はブーム上げ操作の信号11aから再生調整弁14の駆動信号14aを出力する。
請求項(抜粋):
第1及び第2の油圧ポンプと、前記第1及び第2の油圧ポンプから吐出される圧油によって駆動される第1及び第2の油圧アクチュエータと、前記第1の油圧ポンプからの圧油を前記第1の油圧アクチュエータに供給する第1の切換弁と、前記第2の油圧ポンプからの圧油を前記第2の油圧アクチュエータに供給する第2の切換弁と、前記第1の油圧ポンプからの圧油を前記第2の油圧アクチュエータに供給する合流用の第3の切換弁とを備えた建設機械の油圧駆動装置において、(a)前記第2の油圧ポンプからの圧油を前記第2の切換弁を通して前記第2の油圧アクチュエータに供給する供給通路と;(b)前記第2のアクチュエータからの戻り圧油を前記第2の切換弁を通してタンクに排出する排出通路と;(c)前記排出通路上に設けられた第1の絞り手段と;(d)前記排出通路と前記供給通路とを接続し再生回路を構成する再生通路と;(e)前記再生通路に設けられた再生調整用の第2の絞り手段及び前記排出通路から前記供給通路への圧油の流れのみを許す逆止弁と;(f)オペレータにより操作され再生操作信号を出力する再生操作手段と;(g)前記再生操作手段からの再生操作信号に応じて前記第2の絞り手段の開口面積を調整する開度調整手段と;を備えることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。

前のページに戻る