特許
J-GLOBAL ID:200903017772356140
車両のスリツプ制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-241278
公開番号(公開出願番号):特開平5-124502
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 制御開始直後の実際の路面状況に基づかない制御を行なう初期制御段階と実際の路面状況に基づいて制御を行なう継続制御段階とを備えたアンチスキッド制御において、初期制御段階における見込み違いのない確実な制御と継続制御段階における適切な見込制御との両立を図る。【構成】 初期制御段階(Q3〜Q9)における制御しきい値を、継続制御段階(Q12〜Q19)における制御しきい値よりも、次の制御フェーズへの移行タイミングが遅くなる様な値に設定する。例えば、保持フェーズ(P1 =2)から減圧フェーズ(P1 =3)に移行する際のスリップ率しきい値を継続制御段階ではBSG、初期制御段階ではBSG-5%(ここではスリップ率はスリップが大きい程小さい)とし、初期制御段階の方が遅く減圧フェーズに移行するようにする。
請求項(抜粋):
車輪のブレーキ圧を制御することによって車輪のスリップを制御するアンチスキッド制御手段を備え、該アンチスキッド制御手段は、アンチスキッド制御開始直後における予め設定された固定路面情報に基づいて決定された制御しきい値に基づいてブレーキ圧制御を行なう初期制御段階から実際の路面に応じた路面情報に基づいて決定された制御しきい値に基づいてブレーキ圧制御を行なう継続制御段階への移行を判定する継続制御段階移行判定部を備えて成る車両のスリップ制御装置において、上記初期制御段階における制御しきい値が、上記継続制御段階における制御しきい値よりも制御フェーズの移行タイミングが遅くなる値に設定されていることを特徴とする車両のスリップ制御装置。
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