特許
J-GLOBAL ID:200903017780881840

アミノ酸配列決定法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-051039
公開番号(公開出願番号):特開平5-249121
出願日: 1992年03月10日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【構成】次の順序で各工程を行うタンパク質のアミノ酸配列決定法。?@タンパク質に式I又は式IIの標識化合物を反応させ、C末端を標識する工程;【化14】又は【化15】?A標識されたタンパク質を限定分解してペプチドとする工程;?B限定分解されたペプチドを、分子量差によって分離する工程;?C標識されたペプチドのみを、導電性高分子膜に転写・固定化する工程;?D固定された各標識ペプチドのN末端のアミノ酸を分離し、該アミノ酸を読み取ることによって全アミノ酸配列を決定する。【効果】短時間で正確に、長鎖タンパク質のアミノ酸配列を決定することができる。
請求項(抜粋):
次の順序で各工程を行うタンパク質のアミノ酸配列決定法。?@タンパク質に式I又は式IIの標識化合物あるいはそれらの反応性誘導体を反応させ、各分子のC末端を標識する工程;【化1】[式中、XはN又はCHを表し、R1 はアルキル基又はシクロアルキル基を表し、R2 はアルコキシが置換していてもよいフェニル基又は式 III、IVもしくはV【化2】(式中、R4 はアルキレン基、R5 は低級アルキル基を表す)を表し、R3 は水素原子、あるいは低級アルキル、スルホ、ニトロ、カルバモイルもしくはスルファモイル基が置換していてもよいアリール基又は低級アルキルもしくはスルホが置換していてもよいベンゾイル基を表し、あるいはR2 とR3 は一緒になってそれらが結合している炭素原子及び窒素原子と共にピリミジン環を形成する]又は【化3】(式中、R6 はアミノ又はモノ(もしくはジ)アルキルアミノが置換していてもよいフェニル基を表す)?A標識されたタンパク質を限定分解してペプチドとする工程;?B限定分解されたペプチドを、分子量差によって分離する工程;?C標識されたペプチドのみを、C末端標識剤と結合しうる導電性高分子膜に転写・固定化する工程;?D固定された各標識ペプチドのN末端のアミノ酸を分離、分析し、該アミノ酸を読み取ることによって全アミノ酸配列を決定する。
IPC (3件):
G01N 33/68 ,  G01N 33/58 ,  C12Q 1/00

前のページに戻る