特許
J-GLOBAL ID:200903017790575690

複層鋳片の連続鋳造方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-112451
公開番号(公開出願番号):特開平6-297094
出願日: 1993年04月16日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、複層鋳片連続鋳造にて内層と表層の界層厚みの制御を可能とする複層鋳片の連続鋳造方法及びその装置を提供する。【構成】 メニスカスZ0 よりも鋳造方向下方の位置に直流磁場帯を形成し、この直流磁場帯の上下に挿入した長さの異なる2本のノズル2,3によって、組成の異なる溶融金属を供給して凝固,引抜きを行ない、複層鋳片を形成する連続鋳造方法において、印加する直流磁場帯10の鋳造方向長さを変えて、表層,内層間に形成される境界層9の厚みを変化させるようにした複層鋳片の連続鋳造方法である。【効果】 表層と内層の境界層の厚みが幅方向で異なる鋳片を得ることができ、製品特性に大きな役割を果たすとともに、材料用途の拡大を図り得る。
請求項(抜粋):
連続鋳造鋳型内に注入された溶融金属に対し、そのメニスカスよりも鋳造方向下方の位置に、鋳片幅方向に亙って均一な強度を有する直流磁場を鋳片の厚みを横切るように印加して直流磁場帯を形成し、その直流磁場帯で区分された上側の溶融金属プールと下側の溶融金属プールに、長さの異なる2本のノズルによってそれぞれ組成の異なる溶融金属を供給して、凝固,引抜きを行ない、表層と内層が組成の異なる金属により複層鋳片を形成する連続鋳造方法において、印加する直流磁場帯の鋳造方向長さを変えて、表層,内層間に形成される境界層の厚みを変化させることを特徴とする複層鋳片の連続鋳造方法。
IPC (4件):
B22D 11/00 ,  B22D 11/04 311 ,  B22D 11/10 ,  B22D 11/10 350

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