特許

J-GLOBAL ID：200903017791990004

転写装置及び画像形成装置

発明者： 長田 弘行 ,  田中 篤志 ,  下條 稔 ,  島田 明 ,  芦邊 恒徳
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 近島 一夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-358669
公開番号（公開出願番号）：特開平10-198179
出願日： 1996年12月28日
公開日（公表日）： 1998年07月31日
要約：

【要約】【課題】中間転写ベルトの端部破損に基づく、リークを防止して、画像欠陥のない良好な画像を形成する。【解決手段】中間転写ベルト20において、移動方向(矢印R20方向)に向かっての両端部の非画像領域に、体積抵抗率が1010Ω・cm以上、T型剥離における接着強度が0.5kg/25mm幅以上のリーク防止テープ50を設ける。リーク防止テープ50は、基材51と接着材52とを有し、中間転写ベルト20の全周にわたって設けられている。これにより、中間転写ベルト端部における強度が増加するので、長期使用に対しても中間転写ベルト20の端部破損が起きるのを防止することができる。

請求項（抜粋）：

移動可能に配置された中間転写ベルトを備え、第1の像担持体上に形成された画像が前記中間転写ベルトに一次転写されるとともに、該中間転写ベルト上に一次転写された画像を第2の像担持体に二次転写する転写装置において、前記中間転写ベルトは、移動方向に向かっての両端部の非画像領域に、体積抵抗率が1010Ω・cm以上、T型剥離における接着強度が0.5kg/25mm幅以上、破断伸度が5%以上のリーク防止テープを有する、ことを特徴とする転写装置。