特許
J-GLOBAL ID:200903017792284111

燃料電池用直接接触式熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-210476
公開番号(公開出願番号):特開平6-060899
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 本発明は同一熱交換器内の冷却水から補給水を供給することにより、熱回収水温度の低下を小さくする。【構成】 本発明は、燃料電池1の排ガスと、熱回収水および冷却水とを直接接触させて熱交換する直接接触式熱交換器であって、同一筐体の上部から順に冷却水の散水手段5、排ガスと冷却水の熱交換部4、冷却水の貯水部7、熱回収水の散水手段13、排ガスと熱回収水の熱交換部12、熱回収水の貯水部14を設け、筐体の上部に排ガスの排出口11、筐体の下部に排ガスの入口21を設けた構成とし、冷却水の貯水部7にたまった冷却水を熱回収水の貯水部14に供給するようにしたことを最も主要な特徴とする。
請求項(抜粋):
都市ガス等を改質して得られる水素と空気中の酸素を反応させて、電気エネルギーと熱エネルギーを発生させる燃料電池と、前記燃料電池の熱エネルギーの供給を受けて冷水を製造する吸収式冷凍機と、前記燃料電池の余剰熱と前記吸収式冷凍機の排熱を放散させるための冷却塔からなる燃料電池システムに用いられ、前記燃料電池の排ガスから熱エネルギーを回収して前記吸収式冷凍機へ供給するための熱回収水および前記燃料電池の排ガスから前記吸収式冷収式冷凍機に供給されなかった熱エネルギーを冷却塔から放散させるために用いられる冷却水と前記燃料電池の排ガスを直接接触させて熱交換する熱交換器であって、同一筐体の上部から順に前記冷却水の散水手段、前記排ガスと前記冷却水の熱交換部、前記冷却水の貯水部、前記熱回収水の散水手段、前記排ガスと前記熱回収水の熱交換部、前記熱回収水の貯水部を設けると共に、前記筐体の上部に前記排ガスの排出口、前記筐体の下部に前記排ガスの入口を設けたことを特徴とする燃料電池用直接接触式熱交換器。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  F28C 3/06

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