特許
J-GLOBAL ID:200903017796181287

糖基を有する重合体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-307601
公開番号(公開出願番号):特開平5-140294
出願日: 1991年11月22日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 皮膚に対して温和であって、且つ界面活性機能を発現し、側鎖にアルキルグリコシド基を有する新規な重合体を提供する。【構成】 主鎖中における繰返し単位として、一般式(I)で表わされる単位を有する重合体。【化1】〔式中、E は式 A(Gm)〔(R1O)x B〕y で表わされる基を示す。ここで、Gmは炭素数5〜6を有する還元糖又はその縮合体(但しm はその縮合度を示し、平均値が1〜10の数) におけるすべての非グリコシド性水酸基の水素原子及びグリコシド性水酸基の水素原子を除いたあとに残る糖残基、A 基は糖残基Gmと O-グリコシド結合で結合し、 R2(OR3)z-基を示す。R2は直鎖または分岐鎖の炭素数1〜22のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基、R3は炭素数2〜4のアルキレン基、z は平均値が0〜20の数を示す。R1は炭素数2〜4のアルキレン基、x は0〜10の数、y は炭素数5〜6を有する還元糖又はその縮合体における非グリコシド性水酸基の数、B は水素原子又は-CH2-基を示し、y 個のB 基のうち、少なくとも一個は-CH2-基を示す。〕
請求項(抜粋):
主鎖中における繰返し単位として、一般式(I)で表わされる単位を有することを特徴とする側鎖に糖基を有する重合体。【化1】〔式中、E は式 A(Gm)〔(R1O)x B〕y で表わされる基を示す。ここで、Gm:炭素数5〜6を有する還元糖又はその縮合体(但しm はその縮合度を示し、平均値が1〜10の数を示す) におけるすべての非グリコシド性水酸基の水素原子及びグリコシド性水酸基の水素原子を除いたあとに残る糖残基を示す。A :A基は糖残基Gmと O-グリコシド結合で結合し、R2(OR3)z-基を示す。ここでR2は直鎖または分岐鎖の炭素数1〜22のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基を示し、R3は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、z は平均値が0〜20の数を示す。R1:炭素数2〜4のアルキレン基であり、その一方の末端は糖残基Gmにおける非グリコシド性水酸基由来の酸素原子とエーテル結合している。x :(炭素数5〜6を有する還元糖又はその縮合体における非グリコシド性水酸基に対するアルキレンオキシド全付加モル数)/y を示し、0〜10の数である。y :炭素数5〜6を有する還元糖又はその縮合体における非グリコシド性水酸基の数を示す。B :水素原子又は-CH2-基を示し、y個のB基のうち、少なくとも一個は-CH2-基を示す。B基が水素原子の場合、B基は (R1O)x の酸素原子又は糖残基Gmにおける非グリコシド性水酸基由来の酸素原子と結合する。又、B基が-CH2-基の場合、-CH2-基の一端は(R1O)xの酸素原子又は糖残基Gmにおける非グリコシド性水酸基由来の酸素原子と結合し、他端は、一般式(I)で表わされる単位において、E が結合する炭素原子と結合する。〕
IPC (2件):
C08G 65/22 NQM ,  C08B 37/00

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