特許
J-GLOBAL ID:200903017798484678

ケース付き鋏における不使用時ロック機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-129060
公開番号(公開出願番号):特開平11-319339
出願日: 1998年05月12日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【解決手段】第一鋏片1と第二鋏片2とを開閉中心部3で回動可能に支持して、開閉中心部3よりも先端側に刃部4,5を設けるとともに、開閉中心部3よりも基端側に柄部6,7を設けた。第一鋏片1にはケース12を柄部6及び刃部4に沿って移動可能に支持した。使用状態でケース12を第一鋏片1の柄部6側へ移動させた時に両鋏片1,2を開閉動可能にするとともに、不使用状態でケース12を第一鋏片1の刃部4側へ移動させた時に両鋏片1,2の刃部4,5をケース12内に収納可能にした。第二鋏片2の柄部7の重合部24及びケース12には、不使用状態で第一鋏片1に対する第二鋏片2の開動を阻止するロック部(ロック溝25及び裏突条20)を設けた。【効果】使い易く、かつ、ケース12としての機能を充分に果たし得るケース付き鋏を提供することができる。
請求項(抜粋):
第一の鋏片と第二の鋏片とを開閉中心部で回動可能に支持して、この両鋏片にあっては、開閉中心部よりも先端側に刃部を設けるとともに、開閉中心部よりも基端側に柄部を設け、第一の鋏片にはケースを柄部及び刃部に沿って移動可能に支持し、使用状態でこのケースを第一の鋏片の柄部側へ移動させた時に両鋏片を開閉動可能にするとともに、不使用状態でこのケースを第一の鋏片の刃部側へ移動させた時に両鋏片の刃部をこのケース内に収納可能にしたケース付き鋏において、前記ケースにあっては、使用状態で第一の鋏片の柄部に対し第二の鋏片の柄部を開閉動させた時に第二の鋏片の柄部が出入される開口を設けるとともに、同ケースを第一の鋏片の柄部に対し移動可能に支持する案内部を設け、前記開閉中心部の付近で第一の鋏片の柄部及び第二の鋏片の柄部には、開閉動方向に対し直交する開閉中心部の回動中心線の方向に沿って互いに重合し得る重合部を設け、第二の鋏片の柄部の重合部及び前記ケースには、不使用状態で第一の鋏片に対する第二の鋏片の開動を阻止するロック部を設けたことを特徴とするケース付き鋏における不使用時ロック機構。
IPC (2件):
B26B 13/22 ,  B26B 29/04
FI (2件):
B26B 13/22 ,  B26B 29/04

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