特許
J-GLOBAL ID:200903017804986001
送受信間干渉除去装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柏谷 昭司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-005474
公開番号(公開出願番号):特開平9-116459
出願日: 1996年01月17日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 無線装置に於ける送受信間干渉除去装置に関し、送信信号の漏れ込み等による受信信号に対する干渉を除去する。【解決手段】 送信機からの送信信号を第1の線路11から送受共用サーキュレータ3を介してアンテナに加え、このアンテナからの受信信号を送受共用サーキュレータ3を介して第2の線路13から受信機に加える無線装置に於いて、送信機と送受共用サーキュレータ3との間に送信機接続用サーキュレータ15を接続し、受信機と送受共用サーキュレータ3との間に受信機側方向性結合器14を接続し、送信機接続用サーキュレータ15と受信機側方向性結合器14との間を、増幅器21,移相器22を含む第3の線路12により接続し、送信機接続用サーキュレータ15から第1の線路11と第2の線路13とを介した経路長と、第3の線路12の経路長との差分を、λ/2(λ=波長)又はその奇数倍として、漏れ送信信号成分を打ち消す構成とする。
請求項(抜粋):
送信機からの送信信号を第1の線路から送受共用サーキュレータを介してアンテナに加え、該アンテナからの受信信号を前記送受共用サーキュレータを介して第2の線路から受信機に加える無線装置に於いて、前記送信機と前記送受共用サーキュレータとの間に第1の線路を介して接続した送信機接続用サーキュレータと、前記受信機と前記送受共用サーキュレータとの間に第2の線路を介して接続した受信機側方向性結合器と、前記送信機接続用サーキュレータと前記受信機側方向性結合器との間を接続する第3の線路とを設け、前記第1の線路の長さをλ/4(λ=信号波長)とし、該第1の線路の長さと前記第3の線路の長さとの和を、前記第2の線路の長さに等しくなるように選定したことを特徴とする送受信間干渉除去装置。
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