特許
J-GLOBAL ID:200903017823008126

製造工程管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 芳春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-154541
公開番号(公開出願番号):特開平10-002843
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 製造工程のチェックやその製品の品質を把握するための判定を容易且つ確実に行うことができるとともに、状況変化に応じた判定基準の設定をも容易且つ確実に行うこと。【解決手段】 許容範囲カーブと随時求められたパワースペクトルとの比較を周波数軸上で行い、パワースペクトルが許容範囲カーブ内に収まっている場合には正常であると判定し、パワースペクトルが許容範囲カーブから外れている場合には異常であると判定する。ディスプレイ40には許容範囲カーブが表示されるとともに、パワースペクトルが重畳表示されるので、視覚による正常又は異常の判定が容易となる。許容範囲カーブは、パワースペクトルの平均値と標準偏差とで決定するとともに、パワースペクトルの平均値と標準偏差とを、時間の経過に追随して随時計算するとともに、その求められた値を更新するようにしたので、現状にフィットした許容範囲カーブが得られる。
請求項(抜粋):
駆動源からの駆動力により、各種製造物を連続的又はバッチ的に生産するための製造工程の管理を行う製造工程管理システムにおいて、前記駆動源からの負荷情報のサンプリングデータに対し、FFT(高速フーリエ変換)処理を施して所定の帯域の周波数のパワースペクトルを随時求めるパワースペクトル演算手段と、このパワースペクトル演算手段によって求められた周波数のパワースペクトルから所定の幅をもった許容範囲カーブを求める許容範囲カーブ演算手段と、この許容範囲カーブ演算手段によって求められた許容範囲カーブと前記パワースペクトル演算手段によって随時求められた周波数のパワースペクトルとの比較を行う比較手段と、この比較手段による比較の結果、前記パワースペクトル演算手段によって随時求められた周波数のパワースペクトルが前記許容範囲カーブ内に収まっている場合には正常であると判定し、前記パワースペクトルが前記許容範囲カーブから外れている場合には異常であると判定する判定手段とが具備されていることを特徴とする製造工程管理システム。
IPC (4件):
G01M 19/00 ,  G05B 23/02 ,  G06F 17/00 ,  B23Q 41/08
FI (4件):
G01M 19/00 Z ,  G05B 23/02 V ,  B23Q 41/08 Z ,  G06F 15/20 N
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-245122
  • 特開平1-245122

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