特許
J-GLOBAL ID:200903017824512588

新規なビリルビン・オキシダーゼを用いた測定法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-189379
公開番号(公開出願番号):特開平9-019298
出願日: 1987年06月10日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【課題】 ビリルビンおよび酸素からビリベルジンと水を生成する反応を触媒するビリルビン・オキシダーゼの使用法を得るものである。【解決手段】 被検体に、ビリルビンに基質特異性を有し、少なくとも、ビリベルジン、カテコールおよびヘミンに基質特異性を有さず、2分子のビリルビンおよび1分子の酸素から2分子のビリベルジンと2分子の水を生ずる酵素反応を触媒するビリルビン・オキシダーゼを作用せしめ、被検体中のビリルビンを、ビルベルジンに変換し、生成するビリベルジンの量または消費される酸素の量を測定してなる被検体のビリルビン量の測定法である。【効果】 ビリルビン・オキシダーゼはビリルビンに基質特異性を有し、肝疾患の診断に有利であり、また、臨床診断における検体中のビリルビンが他の物質の測定における阻害となる場合において、ビリルビンの消去に有用であり、更に活性も非常に高いので屎尿処理水の脱色への利用が期待される。
請求項(抜粋):
被検体に、ビリルビンに基質特異性を有し、少なくとも、ビリベルジン、カテコールおよびヘミンに基質特異性を有さず、2分子のビリルビンおよび1分子の酸素から2分子のビリベルジンと2分子の水を生ずる酵素反応を触媒するビリルビン・オキシダーゼを作用せしめ、被検体中のビリルビンを、ビルベルジンに変換し、生成するビリベルジンの量または消費される酸素の量を測定してなる被検体中のビリルビン量の測定法。
IPC (3件):
C12Q 1/26 ,  C12N 9/06 ,  C12R 1:80
FI (2件):
C12Q 1/26 ,  C12N 9/06 C

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