特許
J-GLOBAL ID:200903017828910847

音響信号の位相予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今間 孝生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-030076
公開番号(公開出願番号):特開平5-216482
出願日: 1992年01月21日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】 高能率符号化して音響信号の記録,伝送を良好に行なうことを容易にしたり、性能の良好な電子楽器の音源を容易に提供できるようにする。【構成】 予め定められた一定の時間長を有する音響信号の順次のフーリエ変換フレームにおける第1,第2の各フーリエ変換フレームに同じ窓関数を用いて離散的にフーリエ変換して求めた同一な所定数の離散周波数毎のデータにより、前記した第1,第2の各フーリエ変換フレーム毎に、それぞれの離散周波数毎の位相情報を得る。前記した第1,第2の各フーリエ変換フレームにおける互に対応している同一な離散周波数毎の位相情報の変化の態様を求め、前記した個々の離散周波数毎の位相情報の変化の態様が時間軸上で一定であるとして、前記した第1の時間位置と第2の時間位置との時間差の整数倍の時間位置に存在している第3の時間位置のフーリエ変換フレーム内の所定数の離散周波数の個々の位相情報を決定して、第3の時間位置のフーリエ変換フレームの位相情報を予測する。
請求項(抜粋):
予め定められた一定の時間長を有するように音響信号から切出された順次の各フーリエ変換フレームにおける第1の時間位置のフーリエ変換フレームのフーリエ変換結果と、第2の時間位置のフーリエ変換フレームのフーリエ変換結果とに基づいて、前記した第1の時間位置と第2の時間位置との時間差の整数倍の時間位置に存在している第3の時間位置のフーリエ変換フレームの位相情報を予測する方法であって、前記した第1,第2の各フーリエ変換フレームに同じ窓関数を用いて離散的にフーリエ変換する手段と、前記した第1,第2の各フーリエ変換フレーム毎のフーリエ変換の結果として求められた同一な所定数の離散周波数毎のデータにより、前記した第1,第2の各フーリエ変換フレーム毎に、それぞれの離散周波数毎の位相情報を得る手段と、前記した第1,第2の各フーリエ変換フレームにおいて互に対応している同一な離散周波数毎の位相情報の変化の態様を求める手段と、前記した個々の離散周波数毎の位相情報の変化の態様が時間軸上で一定であるとして、前記した第3の時間位置のフーリエ変換フレーム内の所定数の離散周波数の個々の位相情報を決定するようにした音響信号の位相予測方法。
IPC (4件):
G10H 7/00 ,  G10H 1/00 ,  G10L 9/16 ,  G10L 9/18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-144700

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