特許
J-GLOBAL ID:200903017830043700
光起電的に自己充電する蓄電システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大塚 康徳 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-620646
公開番号(公開出願番号):特表2003-500815
出願日: 2000年05月15日
公開日(公表日): 2003年01月07日
要約:
【要約】本発明は、第1のレドックス系を形成する第1の材料(1)と、第2のレドックス系を形成する第2の材料(2)と、感光材料(3)とが、第1(4)と第2(5)の導電層中またはこれらの間に配置される、層構造を有する光起電的に自己充電する蓄電システムに関する。少なくとも1つの導電層(4、5)は可視光線に対して透過性である。第1および第2の材料(1、2)は、それぞれ導電層(4、5)の1つと電気的に接触しており、感光材料(3)が光の作用でレドックス反応Aox+Bred→Ared+Boxを引き起こすような方法で層構造に配置されている。この反応は光が停止すると逆転できる。第1(1)および/または第2(2)の材料が覆って延びる層の厚さは、電気消費装置を作動させるために充分な電荷蓄積を可能にするような形で構成される。追加的な触媒材料の導入によって前記逆反応が加速されることにより、正反応と逆反応との空間的な分離が可能になる。本発明のシステムは、単純な層構造を有利な方法で使用して、光起電変換および電荷蓄積を可能にする。
請求項(抜粋):
層構造を有する光起電的に自己充電する蓄電システムであって、 第1のレドックス系Aox/Aredを形成する第1の材料(1)と、第2のレドックス系Box/Bredを形成する第2の材料(2)と、感光材料(3)とが第1の導電層(4)と第2の導電層(5)の中またはこれらの間に配置され、 前記第1の導電層(4)と第2の導電層(5)の少なくとも1つが可視光線に対して透過性であり、 前記第1の材料(1)および前記第2の材料(2)のそれぞれが、前記第1の導電層(4)と第2の導電層(5)の1つとそれぞれ接触し、 前記第1の材料(1)、前記第2の材料(2)と前記感光材料(3)とが、 光の作用を受けると、前記感光材料(3)が前記第1のレドックス系に電子を放出し、前記第2のレドックス系から電子を再度拾い上げることによって、レドックス反応Aox+Bred→Ared+Box(正反応)を引き起こし、 光が停止すると、直ちに前記正反応よりも遅く進むような形で前記正反応を逆転(逆反応)させることができるように、選択されて前記層構造内に配置され、 前記第1の材料(1)および/または前記第2の材料(2)が延びる層の厚さが、電気消費装置(8)を作動させるために充分な、前記正反応によって達成される電荷の蓄積を可能にするような形で構成されていることを特徴とする蓄電システム。
IPC (3件):
H01M 14/00
, H01G 9/00
, H01G 9/20
FI (2件):
Fターム (10件):
5H032AA05
, 5H032AA06
, 5H032AS06
, 5H032AS11
, 5H032AS16
, 5H032BB07
, 5H032CC14
, 5H032CC16
, 5H032EE02
, 5H032HH08
前のページに戻る