特許
J-GLOBAL ID:200903017839049965

ロータリ型ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-122100
公開番号(公開出願番号):特開平9-268980
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 ポンプ効率の向上と、構造の簡素化を図りつつ、ロータの常時円滑な案内作用を得る。【解決手段】 ハウジング1のまゆ形状凹部1bのトロコイド面6に複数の頂部5a〜5cが摺接しながら回転運動をするロータ5と、トロコイド曲面6とロータ外周面との間に形成された3つの作動室16a〜16cとを備え、駆動軸4とエキセントリックカラー10によるロータの回転に伴い前記各作動室の容積を変化させてポンプ作用を行うロータリ型ポンプである。前記ロータ5をトロコイド曲線にしたがって回転案内する案内手段を、カバー2の内側面2bにトロコイド曲面に沿って形成されたガイド溝8と、ロータ5の各頂部付近に形成された3つのピン保持孔17内に圧入固定されて、先端部9bが前記ガイド溝8内を摺動する3つのガイドピン9とから構成した。
請求項(抜粋):
内部にほぼまゆ状の凹部が形成されたハウジングと、該凹部の一端開口を閉塞するカバーと、ハウジングの凹部内に回転自在に収納され、各頂部が前記凹部の内周面に形成されたトロコイド曲面に沿って摺接回転するほぼ三角形状のロータと、前記ハウジングに貫通配置され、偏心機構を介して前記ロータに回転力を伝達する駆動軸と、前記トロコイド曲面とロータ外周面との間に形成された複数の作動室と、ロータの回転に伴う圧縮行程中に容積が減少する一の作動室内の非圧縮流体を外部に流出させる通路部とを備えたロータリ型ポンプであって、前記ロータとカバーあるいはハウジングとの間に、前記ロータの回転運動を案内する案内手段を設けると共に、該案内手段を、トロコイド曲面に沿って形成されたガイド溝と、先端部が該ガイド溝内を摺動するガイドピンとから構成したことを特徴とするロータリ型ポンプ。

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