特許
J-GLOBAL ID:200903017845080882

ピストンのストローク検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-248059
公開番号(公開出願番号):特開平5-126509
出願日: 1991年09月26日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 過酷な使用条件下においても、精度良くピストンの挙動を検出することができる、ピストンのストローク検出装置を提供する。【構成】 ピストンが往復動すると、これに設けられた磁石からの磁気が、シリンダにその軸線方向に等間隔をおいて配設された複数の磁気センサによって検出され、その検出信号に基づいてストローク演算回路によりストローク位置信号Sig1およびストローク速度信号Sig2が出力される。Sig1は、磁石が各磁気センサ間を移動する間電圧が保持されて階段状の出力信号となるが、積分器に入力されてSig2のレベルに比例した時定数で積分される。積分器から出力されるストローク位置信号Sig3は、Sig1をスムージングして補間した出力信号となる。ストローク速度が変化してもスムージング処理後の出力信号波形は実際のストローク位置変化に近似されるので、ストローク位置検出の分解能が向上する。
請求項(抜粋):
シリンダ内をピストンが往復動する機関において、前記ピストンのストローク方向の位置検出を行う装置であって、前記ピストンに設けられた磁石と、前記シリンダの内周部における、前記ピストンが往復動したとき前記磁石と対向する部分に、該シリンダの軸線方向に所定間隔をおいて配設された複数の磁気センサと、これら磁気センサからの検出信号に基づいて、前記ピストンの前記シリンダ内におけるストローク方向の位置を算出するストローク位置算出手段と、前記磁気センサからの検出信号に基づいて、前記ピストンの前記シリンダ内におけるストローク方向の速度を算出するストローク速度算出手段と、前記ストローク位置算出手段からの出力信号を、前記ストローク速度算出手段からの出力信号に応じた時定数で積分する積分手段と、を備えてなることを特徴とするピストンのストローク検出装置。
IPC (2件):
G01B 7/00 ,  F15B 15/28

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