特許
J-GLOBAL ID:200903017846651840

農用トラクタの対地作業装置昇降構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-304471
公開番号(公開出願番号):特開平8-154416
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 リンク及びアクチュエータにより対地作業装置を昇降操作自在に連結し、リンクの上下の位置を検出する位置センサー及びポジション設定器により、ポジション設定器で設定される上下位置を挟んだ第1不感帯内に、位置センサーの検出値が入るように、アクチュエータを作動させるポジション制御手段を備えた農用トラクタの対地作業装置昇降構造において、対地作業装置を大きく上昇操作した際のハンチング現象を抑える。【構成】 ポジション設定器の操作によりリンク(対地作業装置)を設定位置C以上に上昇操作した状態でハンチング現象が検出されると、第1不感帯B1よりも幅の広い第2不感帯B2,B3を、第1不感帯B1に代えてポジション設定器で設定される上下位置A1に設定する。
請求項(抜粋):
機体の後部にリンク(1),(2)を介して対地作業装置(4)を昇降自在に連結して、前記リンク(1),(2)を昇降操作するアクチュエータ(5)と、機体に対するリンク(1),(2)の上下の位置を検出する位置センサー(8)と、所望の上下位置(A1),(A2),(A3)を人為的に設定変更可能なポジション設定器(12)とを備え、前記ポジション設定器(12)で設定される上下位置(A1),(A2)を挟んだ第1不感帯(B1)内に、前記位置センサー(8)の検出値(D)が入るように、前記アクチュエータ(5)を作動させるポジション制御手段を備えると共に、前記位置センサー(8)の検出値(D)が前記第1不感帯(B1)から出て再び第1不感帯(B1)内に戻る状態が、連続して繰り返されるハンチング現象を検出する検出手段を備え、前記ポジション設定器(12)の操作により前記リンク(1),(2)を設定位置(C)以上に上昇操作した状態で、前記検出手段によりハンチング現象が検出されると、前記第1不感帯(B1)よりも幅の広い第2不感帯(B2),(B3),(B4)を、前記第1不感帯(B1)に代えて前記ポジション設定器(12)で設定される上下位置(A1)に設定する不感帯変更手段を備えてある農用トラクタの対地作業装置昇降構造。

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