特許
J-GLOBAL ID:200903017851415748

パスオーバヘッド終端回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-182653
公開番号(公開出願番号):特開平7-087043
出願日: 1993年07月23日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】VC-4,VC-3の双方に対応可能で、かつ構成が簡素で回路規模を低減できるパスオーバヘッド終端回路を提供する。【構成】VC3/VC4識別回路1は、受信データ中にVC-3,VC-4のいずれが収容されているか識別する。B3演算回路2は、VC-4の場合には通常のBIP-8演算を、またVC-3の場合にはレジスタで2バイト分遅延されたBIP-8演算結果を用いてのBIP-8演算を行う。POHドロップ回路3は、VC-4の場合には1フレーム中の1組のパスオーバヘッドを受信データからドロップするとともに1フレーム中に1バイト存在するB3バイトとB3演算の結果とを比較し、またVC-3の場合には1フレーム中の3組のパスオーバヘッドを受信データからドロップするとともに、1フレーム中にて3バイト存在するB3バイトのそれぞれとB3演算の結果とを順次比較する。
請求項(抜粋):
到来するデータ中の各バーチャルコンテナに対し、1つのバーチャルコンテナ内のデータを用いて所定のB3演算を行うB3演算手段と、各バーチャルコンテナに対する前記B3演算手段の演算結果と、各バーチャルコンテナが属するフレームの次のフレーム中の所定のバーチャルコンテナに挿入されていたB3バイトとを比較して各バーチャルコンテナの誤り検出を行う誤り検出手段と、前記データ中からパスオーバヘッドをドロップするドロップ手段とを有し、同期化ディジタルハイアラーキに準拠した通信網に適用され、到来するデータのパスオーバヘッドを終端するパスオーバヘッド終端回路において、到来するデータに含まれるバーチャルコンテナがバーチャルコンテナ3およびバーチャルコンテナ4のいずれであるか判定する判定手段を有し、前記B3演算手段は、前記データに対しBIP-8演算を行うBIP-8演算手段と、前記判定手段によりバーチャルコンテナ3であると判定されている場合、前記BIP-8演算手段の演算結果を2バイト分遅延して前記BIP-8演算手段に戻す遅延手段とを有し、前記誤り検出手段は、前記判定手段によりバーチャルコンテナ4であると判定されている場合、前記データの1フレーム中に1バイト存在するB3バイトと前記B3演算手段の演算結果とを比較し、また前記判定手段によりバーチャルコンテナ3であると判定されている場合、前記データの1フレーム中に3バイト存在するB3バイトのそれぞれと前記B3演算手段の演算結果とを順次比較するものであり、さらに前記ドロップ手段は、前記判定手段によりバーチャルコンテナ4であると判定されている場合、前記データから1組のパスオーバヘッドをドロップし、また前記判定手段によりバーチャルコンテナ3であると判定されている場合、前記データから3組のパスオーバヘッドをドロップするものであることを特徴とするパスオーバヘッド終端回路。
IPC (2件):
H04J 3/00 ,  H04L 29/08

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