特許
J-GLOBAL ID:200903017854393273

データ転送方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-292824
公開番号(公開出願番号):特開平8-153053
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 全二重回線によるコンピュータ間通信において、通信効率を向上させる。【構成】 送信データ10は、送信手段20により送出され、受信側の受信手段25によって受信される。受信されたデータは、受信データ12として保存されると同時に、送信手段26によって、送信側にエコーバックする。エコーバックされたデータは送信側で検証データ11として全データ転送終了時まで保存する。全データ転送終了後、送信側は送信データ10と検証データ11を検証手段22により比較してデータ転送結果の妥当性を検証する。送信データ10と検証データ11に相違がなければ通信は終了し、相違があれば、再送手段23によりデータ訂正用の補正データを作成し、送信手段20より送信する。受信側は補正データ検出手段27によって補正データを検出し、補正手段28によって受信データ12を補正する。
請求項(抜粋):
送信側コンピュータでは、送信データを送信手段が送信出力に送出し、受信側コンピュータの受信手段が、モデム,公衆回線およびモデムを経て前記受信側コンピュータの受信出力に到着したデータを受信し、前記受信手段が、受信したデータを受信データとして保存するとともに、前記受信側コンピュータの送信手段にデータを渡し、前記送信手段は、受信データをそのまま前記送信出力にエコーバックし、前記送信側コンピュータの受信手段が前記モデム,公衆回線,モデムを通じ前記送信側コンピュータの前記受信出力に到着したエコーバックされたデータを受信し、受信したデータを検証データとして保存し、全てのデータ転送の終了後、前記送信側コンピュータでは、前記検証データと前記送信データを検証手段が比較し、データの内容が同一であればデータ転送は正常終了したと見なし、正常終了したことを終了通知手段に通知し、この終了通知手段が転送完了信号を前記送信手段に送出し、前記送信側送信手段は、この転送完了信号を送信出力に出力し、前記受信側コンピュータでは、終了通知検出手段がその転送完了信号を検出することで通信の完了を判断し、転送処理を終了し、前記検証データと前記送信データの内容に相違があった場合は、前記検証手段が補正データを作成し、再送手段が再送処理を行い、再送データを、受信側の補正データ検出手段が検出し、エラー補正手段が前記受信データに対してエラー補正処理を行い、データの補正が完了した時点で、データ転送処理を終了することを特徴とするデータ転送方法。
IPC (3件):
G06F 13/00 301 ,  H04L 1/14 ,  H04L 29/14
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-276934
  • 特開平2-035851
  • 特開昭61-144142

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