特許
J-GLOBAL ID:200903017854471312

アンカー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-351960
公開番号(公開出願番号):特開平5-163722
出願日: 1991年12月14日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 アンカー内部に発生したブリージング水を排除可能とすることにより、引張材が錆付いたり、定着が不良となったりするのを防止する。【構成】 定着シース5を所定長さ自由長部シース4に重ね合わせて被せる。この重ね合せた長さLは150〜1000mmが好適である。重なり合った定着シース5と自由長部シース4との間には、硬化材が通り抜け可能なクリアランス6を形成する。このクリアランス6となる間隙Wは1〜5mmが好適である。硬化材12を注入したとき定着シース5内にブリージング水13が発生するが、この水13は硬化材12に巻き込まれて、クリアランス6から定着シース5の外へ排除される。硬化材12硬化後、地盤から浸み出てきた水がクラックを通ってシースまで至っても、定着シース5と自由長部シース4との重なりあった部分の硬化材が、それ以上の浸入を妨げる。
請求項(抜粋):
引張材の定着長部を定着シースの中に通し、引張材の自由長部を自由長部シースの中に通し、この自由長部シースの中には防錆オイルを充填したアンカーにおいて、定着シースを所定長さ自由長部シースに重ねて被せるとともに、重ね合った定着シースと自由長部シースの間に、硬化材が通り抜けることが可能なクリアランスを形成したことを特徴とするアンカー。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-052318

前のページに戻る