特許
J-GLOBAL ID:200903017854902895

反応器の汚染を防止するための方法と触媒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-515296
公開番号(公開出願番号):特表平10-508631
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】初期含浸法により形成される、メチルアルモキサン及びその誘導体を含有する担体が記載される。最も好ましい担体はシリカである。この発明による初期含浸により、担持されたアルモキサンであるメチルアルモキサンが提供され、それによりメチルアルモキサンが流動床反応器にその運転中に導入されたときに起こるその反応器の汚染問題が実質的になくなる。この発明によれば、その方法は、流動床の気相運転の際に、粒状の、メチルアルモキサンで活性化されたメタロセン化合物を触媒として提供することを含んで成る。
請求項(抜粋):
アルモキサン及びその誘導体を担体に、該担体に対するアルモキサンの付着中に該担体のスラリーを形成することなく担持させる方法にして、次の: (1)平均直径50〜500オングストロームの気孔を有する、気孔容積が0.5〜5.0cc/gである担体から成る、ある総気孔容積を有する試料を用意し; (2)アルモキサンとその溶媒から成るある容量の溶液を用意し; ここで、該アルモキサン溶液の容量は上記試料の総気孔容積に等しい量から該総気孔容積の2倍未満の量までの範囲であって、かつ該試料が該溶液中でスラリーを形成するのに要する量より少ない量であり; 該アルモキサンは次の式(a)及び/又は(b): (a)線状アルモキサンについては R-(Al(R)-O)xAlR2、及び (b)環式アルモキサンについては (-Al(R)-O-)y(式中、xは1〜40であり、yは3〜40であり、そしてRはC1〜C8アルキル基である。)を有するものであり; 該溶液はAlの重量パーセントとして表して5〜20重量パーセントの範囲のアルモキサン濃度を有し;そして 該アルモキサンはアルミニウムを0.10〜0.40の範囲のAl対シリカ(重量/重量)の比を与えるのに十分な量で提供するものであり; (3)上記試料を上記容量の上記溶液と接触させ、そして該溶液中で上記担体のスラリーを形成させることなく該溶液を担体の気孔に含浸させ; (4)上記接触後に、アルモキサンで含浸された担体粒子を回収する工程を含んで成る上記の方法。
IPC (3件):
C08F 4/642 ,  C08F 4/02 ,  C08F 10/00
FI (3件):
C08F 4/642 ,  C08F 4/02 ,  C08F 10/00

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