特許
J-GLOBAL ID:200903017855239758

ワツクス状物質の製造方法およびその製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-248805
公開番号(公開出願番号):特開平5-084742
出願日: 1991年09月27日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【構成】 ワックス状物質生成用の原料Aを燃焼・溶融する燃焼用バスケット2を設ける。溶融した原料Aが落下し、酸欠状態で熱分解して得られる溶融しているワックス状物質Cを溜めるタンク1を設ける。溶融しているワックス状物質Cから発生する可燃性の高熱ガスGを燃焼用バスケット2に還送して燃焼させる。ワックス状物質Cを所定温度に加熱して、それから発生する高熱ガスGの発生を高めるヒーター6を設ける。【効果】 高熱ガスGの発生を高めることができて燃焼用バスケット2内の温度を高めることができ、高熱ガスGの発生と共に生成するカーボンを燃焼用バスケット2で完全燃焼することができて、得られるワックス状物質Cの品質を低下させるカーボンを低減できる。
請求項(抜粋):
自己燃焼性を有する合成樹脂を燃焼用バスケット内部で燃焼させ、その燃焼熱によってワックス状物質形成用合成樹脂を加熱溶融して熱分解反応を生起せしめ、溶融化したワックス状生成物を酸欠雰囲気中に滴状に落下させることによって、熱分解反応を促進してワックス状溶融物を得、反応時にワックス状溶融物の一部がさらに分解して発生した可燃性高熱ガスを前記燃焼用バスケット内部に還送してこれを燃焼および熱分解用エネルギとして利用してなるワックス状物質の製造方法において、上記ワックス状溶融物を加熱手段により加熱して上記可燃性高熱ガスの発生を調節することにより、燃焼用バスケット内部の温度を制御することを特徴とするワックス状物質の製造方法。
IPC (4件):
B29B 17/00 ,  C10G 1/10 ,  C10L 3/06 ,  B29K105:26

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