特許
J-GLOBAL ID:200903017870339335

シームレスカプセルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅沼 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-246899
公開番号(公開出願番号):特開2002-136576
出願日: 2001年08月16日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】【課題】医薬等の充填物質をゼラチン等の皮膜物質で被覆してなる球形状のシームレスカプセルの表面にS字状の傷がなく,かつ,球形度、アイズ径,偏芯度等の工程規格の全てを満足するシームレスカプセルの製造方法を提供する。。【解決手段】同芯多重ノズルの先端を下向きにして硬化液の液面よりも上方に配置し、同芯多重ノズルから流下される、充填物質とその外側の皮膜物質とからなる同芯円柱状の併合液流を硬化液中に没入させ、硬化液中で併合液流を寸断して液滴を形成する。液滴の被膜物質は硬化液により硬化され、これによりシームレスカプセルが形成される。液滴を硬化液に投下する方法ではないので、液面との衝突による液滴の変形は生じない。多重ノズルの先端は硬化液の液面よりも上方にあるので、硬化液中に含まれている水分がノズルの表面に付着し、その水分が併合液流に侵入することもない。
請求項(抜粋):
充填物質を皮膜物質で被覆してなるシームレスカプセルを製造する方法において、中心ノズルと、その中心ノズルを同芯に囲む円環状ノズルとを有する同芯多重ノズルを、その先端が硬化液の液面の上方において下向きとなるように配置するステップと、液状の充填物質を前記同芯多重ノズルの前記中心ノズルに供給すると共に、液状の皮膜物質を前記同芯多重ノズルの前記円環状ノズルに供給するステップと、前記中心ノズルから流出される液状の充填物質の流れと、前記円環状ノズルから流出され該充填物質の流れの周囲を流れる液状の皮膜物質の流れとからなる同芯円柱状の併合液流を前記硬化液中に没入させるステップと、前記硬化液中に没入された前記併合液流をその先端から寸断して液滴を形成するステップと、前記液滴の皮膜物質を前記硬化液と接触させて該皮膜物質を硬化させるステップとを含むことを特徴とするシームレスカプセルの製造方法。
IPC (3件):
A61J 3/07 ,  A61K 9/48 ,  B01J 13/14
FI (4件):
A61J 3/07 L ,  A61J 3/07 P ,  A61K 9/48 ,  B01J 13/02 H
Fターム (14件):
4C076AA57 ,  4C076BB01 ,  4C076EE42H ,  4C076GG37 ,  4G005AA10 ,  4G005AB01 ,  4G005BA11 ,  4G005BB11 ,  4G005CA05 ,  4G005DB06Y ,  4G005DB17Y ,  4G005EA01 ,  4G005EA03 ,  4G005EA05
引用特許:
審査官引用 (6件)
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