特許
J-GLOBAL ID:200903017871268881

カラー画像の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-183671
公開番号(公開出願番号):特開平11-029729
出願日: 1997年07月09日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 耐候性、耐光性、耐水性等の堅牢性、及び色調の鮮明性、色濃度、相互の演色性等の画像品質が優れた記録画像を与える方法を提供する。【解決手段】 下記(1)〜(3)に例示されるようなマゼンタ(1)、イエロー2、及びシアン3の水性インクを使用して、インクジェット方式によりそれらを吐出し、カラー画像を形成する方法。
請求項(抜粋):
インクジェット方式により、マゼンタ、イエロー、及びシアンの水性インクを吐出し、カラー画像を形成する方法において、各色インクが、それぞれ下記(1)〜(3)の群から選択される色素の一種以上を含有することを特徴とするカラー画像の形成方法。(1)マゼンタインク;遊離酸の型が下記一般式(I)で表わされる色素。一般式(I)【化1】〔式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 及びR6 は、それぞれ独立に、置換もしくは非置換の炭素数1〜9のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数1〜9のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原子、ヒドロキシル基、置換もしくは非置換のカルバモイル基、置換もしくは非置換のスルファモイル基、置換もしくは非置換のアミノ基、ニトロ基、スルホン酸エステルの基、スルホニル基、カルボキシル基、又はカルボン酸エステルの基を表わす。m,nはそれぞれ独立に0,1,または2の数を表わす。X1 ,X2 は夫々独立に、-OR7 で示される基を表わし、R7 は、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数2又は3のアルケニル基、アリール基、アラルキル基、シクロヘキシル基、または含窒素複素環基を表わし、これらのうち水素原子以外の基は更に置換基を有していてもよい。Y1 は下記一般式(II)〜(IV)で示される基及びA群の基から選ばれる二価の結合基を示す。一般式(II)【化2】(式中、R8 及びR10はそれぞれ独立に炭素数1〜8の直鎖状あるいは分岐鎖状のアルキレン基を表わし、R9 は炭素数1〜12の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキレン基、又は、下記(イ)式を表わし、pは0〜20の数を表わす。【化3】一般式(III)【化4】(一般式(III)中、R11,R12は水素原子又はメチル基を表わす。)一般式(IV)【化5】(一般式(IV)中、R13,R14は水素原子、メチル基又はメトキシ基を表わす。)(A群)【化6】(2)イエローインク;カラーインデックス(C.I.)でアシッドイエロー23、ダイレクトイエロー86、132及び142、並びに遊離酸の型が下記一般式(a)で示される色素。一般式(a)【化7】{式中、Ar、Ar1 はそれぞれ独立にアリール基又は置換アリール基を表わし、Ar、Ar1 の少なくとも一つはCOOH基及びCOSH基から選択される置換基を少なくとも一つ有し、J、J1 はそれぞれ独立に下式(i)、(ii)又は(iii)で表わされる連結基である。【化8】〔式中、R19は水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、CN基、ウレイド基及びNHCOR20基から選択され、R20は水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アラルキル基又は置換アラルキル基であり、W1 はアルキル基であり、W2 は水素原子、CN基、CONR24R25基、ピリジニウム基及びCOOH基から選択され、Qは炭素数2〜8のアルキレン鎖であり、W3 は水素原子、アルキル基又はCOOH基であり、R24、R25はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基又は置換アルキル基である。〕。R15、R16、R17、R18はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、置換アルキル基を表わし、Lは2価の連結基であり、qは0または1であり、X3 、X4 はそれぞれ独立にカルボニル基又は下式(iv)、(v)又は(vi)で表わされる連結基である。【化9】〔式中、Z1 はOR21、SR21又はNR22R23であり、Y2 は水素原子、塩素原子又はCN基であり、Y3 は塩素原子又はCN基であり、R21、R22、R23はそれぞれ独立に水素原子、アルケニル基、置換アルケニル基、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アラルキル基又は置換アラルキル基であり、又はR22及びR23はこれらが結合された窒素原子と一緒に5員環又は6員環を形成する場合がある。〕。一般式(a)で表わされる化合物はSO3 H基を持たない場合は少なくとも2つのCOOH基及びCOSH基から選ばれた基を有し、SO3 H基を持つ場合は、COOH基及びCOSH基から選ばれた基が少なくともSO3 H基の数と同数である。}(3)シアンインク;カラーインデックス(C.I.)でダイレクトブルー86及び199、アシッドブルー9、並びに遊離酸の型が下記一般式(b)で示される色素。一般式(b)【化10】 Pc(SO3 H)j (SO2 -NR26-L1 -NR27-X4 -NR28-G)k (b){式中、Pcは金属を含有するフタロシアニン核であり、R26、R27、R28はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アラルキル基又は置換アラルキル基であり、L1 は2価の連結基であり、X4 はそれぞれ独立にカルボニル基又は下式(vii)、(viii)又は(ix)で表わされる連結基である。【化11】〔式中、Z3 はNR29R30、SR31又はOR31であり、Y4 は水素原子、塩素原子、Z3 、SR32又はOR32であり、Y5 は塩素原子又はCN基であり、R29、R30、R31、R32はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アラルキル基又は置換アラルキル基であり、又はR29及びR30はこれらが結合された窒素原子と一緒に5員環又は6員環を形成してもよい。〕。GはCOSH基及びCOOH基から選択された1個又は2個の基によって置換された無色の有機基であり、(j+k)は3〜4である。一般式(b)で表わされる化合物は少なくとも1つのSO3 H基を有し、かつCOSH基及びCOOH基から選択された基をSO3 H基と同数以上有する。}
IPC (3件):
C09D 11/00 ,  B41J 2/01 ,  B41M 5/00
FI (4件):
C09D 11/00 ,  B41M 5/00 A ,  B41M 5/00 E ,  B41J 3/04 101 Y

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