特許
J-GLOBAL ID:200903017874133260

板厚12mm以下の高力ボルト摩擦接合用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-145698
公開番号(公開出願番号):特開平9-324213
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 摩擦接合面に凹凸を有し、かつ表面が硬いことにより、安定して高いすべり係数を発現する高力ボルト摩擦接合用鋼板の製造方法。【解決手段】 鋼材組成のC、Si、Mn、Al、Ti、B、Nの重量%が特定され、さらに重量%が特定されたCu、Ni、Cr、Mo、Nb、Vの1種または2種以上を含有する鋼を、再加熱後、熱間圧延し、その圧延最終パス直前に高圧水によるスケール除去を十分に行い、最終圧延パスを鋼板表面に付与すべき凹凸形状に対応した凹凸付きロールで圧延して、最終的に鋼板表面に十点平均粗さRzが0.2mm以上となる粗度を付与した後放冷し、引続き再加熱焼入れを行い、鋼板表面から1mmまでがヴィッカース硬さで250以上を特徴とする板厚12mm以下の高力ボルト摩擦接合用鋼板の製法。
請求項(抜粋):
鋼材組成が重量%で、C :0.10〜0.25%、Si:0.05〜0.60%、Mn:1.0〜2.5%、Al:0.060%以下、Ti:0.005〜0.030%、B :0.0005〜0.0030%、N :0.0060%以下を含有し、かつTi-3.4N>0を満足し、さらにCu:0.5%以下、Ni:0.5%以下、Cr:0.5%以下、Mo:0.5%以下、Nb:0.05%以下、V :0.05%以下の1種または2種以上を含有する鋼を、再加熱後、熱間圧延し、その圧延最終パス直前に高圧水によるスケール除去を十分に行い、最終圧延パスを鋼板表面に付与すべき凹凸形状に対応した凹凸付きロールで圧延して、最終的に鋼板表面に十点平均粗さRzが0.2mm以上となる粗度を付与した後放冷し、引続き再加熱焼入れを行い、鋼板表面から少なくとも1mmまでがヴィッカース硬さで250以上とすることを特徴とする板厚12mm以下の高力ボルト摩擦接合用鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 8/02 ,  B21B 3/00 ,  C21D 9/52 101 ,  F16B 5/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/58
FI (6件):
C21D 8/02 A ,  B21B 3/00 A ,  C21D 9/52 101 ,  F16B 5/02 H ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/58

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