特許
J-GLOBAL ID:200903017878914533
インクジェット記録装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石井 康夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-176942
公開番号(公開出願番号):特開平10-016210
出願日: 1996年07月05日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で安価に、高密度・長寿命なオンデマンド型のインクジェット記録装置を提供する。【解決手段】 圧力発生部材3の一部は十分肉薄に加工され、ダイヤフラム可動部4を形成している。このダイヤフラム可動部4の表面には、第2の電極5が形成されており、絶縁基板1の表面に形成された第1の電極2と対向するように配置される。第1の電極2および第2の電極5には電位V1,V2がそれぞれ与えられており、静電力によりダイヤフラム可動部4は振動し、インク室9内のインクをインク吐出ノズル8から吐出させる。ダイヤフラム可動部4の形状は、ダイヤフラム可動部4の各外周点から重心位置までの距離の最小値をLmin,最大値をLmaxとしたとき、Lmin/Lmax≧0.6とした。これにより、最大振動振幅を大きくとり、印加電圧を低くし、応力を小さくすることができる。
請求項(抜粋):
インク吐出ノズルからインクを吐出させて記録を行なうインクジェット記録装置において、前記インク吐出ノズルおよびインク供給路が設けられ内部にインクを保持するインク室と、該インク室の少なくとも一部を構成し弾性変形可能なダイヤフラムと、該ダイヤフラムに設けられた第1の電極と、前記ダイヤフラムと対向する位置に配置された第2の電極を有し、前記ダイヤフラムは、前記第1の電極と前記第2の電極との間の静電力により弾性変形し、また形状は、前記ダイヤフラムの各外周点から重心位置までの距離の最小値をLmin,最大値をLmaxとしたとき、Lmin/Lmax≧0.6であることを特徴とするインクジェット記録装置。
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