特許
J-GLOBAL ID:200903017880779368

炭酸飲料用壜の閉栓構造及び閉栓方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 太一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-093153
公開番号(公開出願番号):特開平8-258855
出願日: 1995年03月27日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 炭酸飲料用壜の壜口を栓体で閉栓する際に、通常の打栓機を利用できるとともに、確実な閉栓状態を維持し、安全かつ簡単に開栓できる。【構成】 壜口2の外面に多条雄ネジ15を設ける一方、壜口2内側に緊密に嵌入し得る筒状の嵌入部3と壜口2外側に嵌合し得る多条雌ネジ10を内面に設けたスカート部4とを一体的に形成した軟質合成樹脂製の中栓6を、壜口2に対して押圧して多条雌ネジ10を多条雄ネジ15を乗り越えさせて打栓したうえ、スカート部4外側に硬質合成樹脂製で筒状の外蓋7を押圧し一体化して栓体1となし、栓体1が壜内のガス圧力で上昇することにより、多条雌ネジ10を多条雄ネジ15に係止して閉栓する。位置合わせをしないで打栓して閉栓できる一方、多条雄ネジ15と多条雌ネジ10の螺合を緩めるようにして開栓するので、開栓時に栓体1がガス圧力で予期せずに飛び出ることがなく極めて安全である。
請求項(抜粋):
炭酸飲料を収容した壜の壜口を栓体で閉栓する閉栓構造において、壜口外面には多条雄ネジを設ける一方、壜口を閉栓する栓体は、壜口内側に緊密に嵌入し得る筒状の嵌入部と、壜口外側に嵌合し得る内面に前記多条雄ネジに螺合し得る多条雌ネジを設けたスカート部とからなり、前記嵌入部の少なくとも前記壜口内側との接触部分は軟質材からなる一方、前記スカート部は打栓時にはその多条雌ネジが前記壜口外面の多条雄ネジを乗り越えるように径方向に拡張可能で、打栓後には前記壜口外面に嵌合し得るよう構成され、前記栓体の嵌入部とスカート部間に前記壜口を位置させて、前記栓体を前記壜口に対して押圧して多条雌ネジが多条雄ネジを乗り越えるよう打栓したうえ、栓体が壜内のガス圧力で上昇することにより、前記多条雌ネジを前記多条雄ネジに係止して閉栓するよう構成したことを特徴とする炭酸飲料用壜の閉栓構造。
FI (2件):
B65D 41/04 D ,  B65D 41/04 A

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