特許
J-GLOBAL ID:200903017887946499

感熱記録体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蓮見 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-179561
公開番号(公開出願番号):特開平6-122278
出願日: 1993年07月21日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】600〜700nmの波長領域において、下記に示すPCS値が0.8以上であり、また高温あるいは高湿条件下に長時間保存されても地肌カブリおよび記録濃度の低下が少なく、しかも発色色調が青黒色の感熱記録体を提供することにある。【構成】支持体上に、無色ないし淡色の塩基性染料と呈色剤を含有する記録層を設けた感熱記録体において、記録層中に、塩基性染料として黒色発色系フルオラン誘導体の少なくとも1種と下記一般式〔化1〕で表されるアザフタリド誘導体の少なくとも1種を、アザフタリド誘導体がフルオラン誘導体の3〜50重量%となるように併用し、呈色剤として下記一般式〔化2〕で表されるジフェニルスルホン誘導体を含有した感熱記録体。【化1】【化2】
請求項(抜粋):
支持体上に、無色ないし淡色の塩基性染料と呈色剤を含有する記録層を設けた感熱記録体において、記録層中に、塩基性染料として黒色発色系フルオラン誘導体の少なくとも1種と下記一般式〔化1〕で表されるアザフタリド誘導体の少なくとも1種を、アザフタリド誘導体がフルオラン誘導体の3〜50重量%となるように併用し、呈色剤として下記一般式〔化2〕で表されるジフェニルスルホン誘導体を含有したことを特徴とする感熱記録体。【化1】〔式中、A,Bは炭素原子又は窒素原子を示すが、少なくとも1個は窒素原子である。R1 〜R4 は各々水素原子;アルキル基;不飽和アルキル基;シクロアルキル基;アリール基;アラルキル基;テトラヒドロフルフリル基又はこれらをさらにハロゲン原子、アルキル基、アルコキシル基で置換した基を示し、またR1とR2 、R3 とR4 は互いに環を形成することもできる。X、Yは各々水素原子;ハロゲン原子;アルキル基;アルコキシル基又はアシルオキシ基を示す。但し、XとYは同時に水素原子を示すことはない。〕【化2】〔式中、R5 ,R6 はそれぞれC1 〜C4 のアルキル基、C2 〜C4 のアルケニル基、C1 〜C4 のアルコキシル基、ベンジルオキシ基、またはハロゲン原子を示す。mは0又は1〜2の整数を示し、nは1〜3の整数を示し、p,qはそれぞれ0又は1〜2の整数を示す。〕
FI (2件):
B41M 5/18 104 ,  B41M 5/18 108

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