特許
J-GLOBAL ID:200903017888787807

表面実装型圧電部品及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-112248
公開番号(公開出願番号):特開平9-298439
出願日: 1996年05月07日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】単板の誘電体基板で負荷の静電容量値を大きくでき、また、並列容量を複合機能として一体化することができ、更にこれらの容量値を調整できる電極構造の表面実装型圧電部品を提供する。【解決手段】誘電体基板1の長手方向の両側面にはそれぞれ対向する一対の、入力端子電極4a,4b、アース端子電極5a,5b、出力端子電極6a,6bが形成され、圧電振動子3を封止するように箱状の蓋体2を誘電体基板1に接着する。誘電体基板1の第2主面1bにはコンデンサ電極7a,7bと、これらに接続する引出パターン8a,8bが形成され、それぞれ出力端子電6a及び4bに接続される。圧電振動子3はコンデンサ電極7a,7bに跨がるように搭載される。また第1主面1aには入力電極パターン9a、アース電極パターン9b、出力電極パターン9cが形成され、9a,9bはコンデンサ電極7aと、さらに9a,9cはコンデンサ電極7bと対向配置される。
請求項(抜粋):
電極パターンを形成して複数の静電容量を構成した誘電体基板上に圧電振動子を搭載し、略箱状のケースを前記基板に接着して前記圧電振動子を封止した構造の表面実装型圧電部品において、第1入力端子電極、第1出力端子電極、第1アース端子電極が前記基板の両主面にまで周り込むように第1側面に形成されており、前記第1入力端子電極、第1出力端子電極、第1アース端子電極と前記基板を介して対向する位置において、第2入力端子電極、第2出力端子電極、第2アース端子電極が前記基板の両主面にまで周り込むように第2側面に形成されており、入力電極パターン、アース電極パターン、出力電極パターンが、前記基板の第1主面上に形成されており、前記第1入力端子電極と第2入力端子電極は、前記入力電極パターンによってそれぞれ電気的に導通しており、前記第1出力端子電極と第2出力端子電極は、前記出力電極パターンによってそれぞれ電気的に導通しており、前記第1アース端子電極と第2アース端子電極は、前記アース電極パターンによってそれぞれ電気的に導通しており、第1コンデンサ電極、第2コンデンサ電極が、前記基板の第2主面に形成されており、第1コンデンサ電極は、前記入力電極パターンとアース電極パターンにそれぞれ前記基板を介して対向して配置されており、第1引出パターンによって出力端子電極と接続されることによって、出力側負荷容量と第1並列容量を形成しており、第2コンデンサ電極は、前記アース電極パターンと出力電極パターンにそれぞれ前記基板を介して対向して配置されており、第2引出パターンによって入力端子電極と接続されることによって、入力側負荷容量と第2並列容量を形成していることを特徴とする表面実装型圧電部品。
IPC (3件):
H03H 9/02 ,  H03H 9/10 ,  H03H 9/17
FI (3件):
H03H 9/02 A ,  H03H 9/10 ,  H03H 9/17 A

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