特許
J-GLOBAL ID:200903017891702987

重合方法及び熱可塑性ポリマー又はエラストマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-338888
公開番号(公開出願番号):特開平8-231615
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 モノマーからポリマーへの高い転化率で狭い多分散性を有するポリマーの製造方法を提供する。【解決手段】 フリーラジカル開始剤、安定フリーラジカル剤、少なくとも1つの重合性モノマー化合物等を含む混合物を加熱してポリマーを得、該ポリマーは、その一端に共有結合されたフリーラジカル開始剤フラグメントと、その他端に共有結合された安定フリーラジカル化合物を有し、前記安定フリーラジカル剤は、立体障害作用のある安定フリーラジカルを有する原子を含む化合物を含み、立体障害のある有機ヒドラジル、有機ベルダジル、ピリジニル化合物、有機アロキシル、及びアルキル基、シクロアルキル基の炭素原子に不対電子が存在するアリールアルキル及びアリールシクロアルキル等から選択され、高い熱安定性、酸安定性、光安定性を有する重合方法。
請求項(抜粋):
フリーラジカル開始剤と、安定フリーラジカル剤と、少なくとも1つのフリーラジカル反応性の重合性モノマー化合物と、必要に応じて溶媒とを含む混合物を加熱して、モノマーからポリマーへの高い転化率と狭い多分散性を有するポリマーを形成し、ここで前記ポリマーが、その一端に共有結合されたフリーラジカル開始剤フラグメントを有し、その他端に共有結合された安定フリーラジカル化合物を有し、ここで前記安定フリーラジカル剤が、立体障害のある安定フリーラジカルを保持する原子を有する化合物を含み、該安定フリーラジカル剤が、立体障害のある有機ヒドラジルと、有機ベルダジルと、ピリジニル化合物と、有機アロキシルと、アルキル基又はシクロアルキル基の炭素原子に不対電子が存在するアリールアルキル及びアリールシクロアルキルと、同等のそれらの混合物とからなる群から選択され、前記安定フリーラジカル剤が、高い熱安定性、酸安定性、及び光化学安定性を有することを特徴とする重合方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る