特許
J-GLOBAL ID:200903017906874518
除加湿機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-263508
公開番号(公開出願番号):特開平5-103942
出願日: 1991年10月11日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 風路内に送風機と、加熱源と吸着材を配設した除加湿機において、下流端の吹出連通口と上流端の給気連通口で生じやすいショートサーキットを軽減し、室内湿度分布を均一化することを目的とする。【構成】 吸着材8と加熱源10で構成した吸着部14を配設した風路1と、風路1の上流端に配設した吸着部14に空気を送風する第1の送風機9と、風路1に平行する位置に配設した第2の送風機13を内蔵したバイパス風格12と、風路1の上流端に配設した湿度センサ15を備えた構成により、風路1への流入空気の湿度センサ15で検知した湿度の変化が設定値よりも大きい場合には第2の送風機13を運転して循環空気の風量を増加させ、吹出空気を稀釈することにより、吹出連通口3と給気連通口2との間のショートサーキットを防止でき、また、室内湿度の分布を均一化できる。
請求項(抜粋):
吸着材と加熱源で構成した吸着部を配設した風路と、前記吸着部に前記加熱源を経て空気を送る位置に配設した第1の送風機と、前記風路の上流端にあって前記風路と被調湿空間とを連通する給気連通口と、前記風路の上流端にあって前記風路と被調湿空間以外の空間とを連通する給気口と、前記風路の下流端にあって前記風路と被調湿空間とを連通する吹出連通口と、前記風路の下流端にあって前記風路と被調湿空間以外の空間とを連通する排気口と、前記送風機の上流側にあって前記給気連通口と前記給気口と前記風路の接続部に配設した第1の風路切替部と、前記吸着部の下流側にあって前記吹出連通口と前記排気口と前記風路の接続部に配設した第2の風路切替部と、前記加熱源、前記送風機、前記第1および前記第2の風路切替部の動作を制御する制御部と、前記給気連通口と前記給気口と前記風路の接続部に配設した湿度センサと、前記風路と平行位置に配設したバイパス風路と、前記バイパス風路に配設した第2の送風機を備えた除加湿機であって、前記制御部は、吸着用制御回路と、脱離用制御回路と、主制御回路を備え、前記吸着用制御回路は、前記第1および第2の風路切替部を制御して前記風路を前記給気口および前記排気口と連通させる第1の風路切替用回路、前記加熱源の運転を停止する第1の加熱源運転用回路ならびに前記第1の送風機を運転制御する第1の送風機運転用回路で構成し、前記脱離用制御回路は、前記第1および第2の風路切替部を制御して前記風路を前記給気連通口および前記吹出連通口とを連通させる第2の風路切替用制御回路、前記加熱源を運転制御する第2の加熱源運転用回路ならびに前記第1の送風機を運転制御する第2の送風機運転用回路で構成し、前記主制御回路は、予め設定した時間毎にオン・オフ信号を発するタイマー回路、前記タイマー回路の信号を受ける毎に前記吸着用制御回路および前記脱離用制御回路とに交互に繰返しオン・オフ信号を発する運転回路、前記湿度センサが検出した測定値の微分値を求める微分回路、前記微分値を設定値と比較する比較回路ならびに前記比較回路の信号を受けて前記微分値が設定値よりも高い場合のみ前記第2の送風機を前記タイマー回路が信号を発するまで運転する第3の送風機運転用回路で構成した除加湿機。
IPC (2件):
B01D 53/26 101
, F24F 6/08
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