特許

J-GLOBAL ID：200903017912546034

ホームドア制御装置

発明者： 坂上 剛 ,  河野 達男 ,  足立 好庸 ,  松宮 良夫 ,  笹島 喜雄
出願人/特許権者： 東日本旅客鉄道株式会社 ,  株式会社ナブコ ,  日本信号株式会社
代理人 (1件)： 笹島 富二雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-258530
公開番号（公開出願番号）：特開平7-108922
出願日： 1993年10月15日
公開日（公表日）： 1995年04月25日
要約：

【要約】【目的】ホームドア故障時に降車客の安全を確保することを目的とする。【構成】車両の定位置停止確認後、乗務員によりドア開操作が行われるとドア開指令が発生する(S1〜4)。ドア開指令が発生すると、車両側ドアに設けた超音波送信器からホーム側ドア位置判定用信号を発生し、ホーム側ドアに設けた超音波受信器でこれを受信すると前方に車両側ドアが存在することを示す車両側ドア検出信号が発生し、開けるべきホーム側ドアが指定され、指定されたホーム側ドアを開駆動する(S5〜8)。この際、ホーム側ドアが開くことを確認し、正常に開くホーム側ドアに対応する車両側ドアのみを指定して開駆動し、故障で開かないホーム側ドアがあれば、そのホーム側ドアに対応する車両側ドアの開駆動は行わない(S9〜11)。

請求項（抜粋）：

各車両側ドア又は当該ドア近傍に設置され車両の定位置停止確認後に発生した車両側ドア開操作指令に基づき開けるべきホーム側ドア位置を判定するための位置判定用信号をホーム側ドア方向に送信するホーム側ドア位置判定用信号発生手段と、各ホーム側ドア又は当該ドア近傍に設置され車両側からの前記位置判定用信号を受信した時に車両側ドア検出信号を発生する車両側ドア検出信号発生手段と、該車両側ドア検出信号発生手段からの車両側ドア検出信号に基づいて前方に車両側ドアが存在する開けるべきホーム側ドア位置を指定するホーム側ドア位置指定手段と、ホーム側ドア開操作指令とホーム側ドア位置指定手段の指定情報とに基づいて指定されたホーム側ドアのみを開駆動制御するホーム側ドア駆動制御手段と、該ホーム側駆動制御手段で開駆動制御されたホーム側ドアが正常に開動作可能か否かを判定する判定手段と、車上側に設置され前記判定手段で正常判定されたホーム側ドアに対応する車両側ドアのみを開駆動制御する車両側ドア駆動制御手段と、を備えて構成したとを特徴とするホームドア制御装置。