特許

J-GLOBAL ID：200903017913132306

音響特性補正装置

発明者： 伊 藤 次 男 ,  江 本 直 博
出願人/特許権者： ヤマハ株式会社
代理人 (1件)： 加藤 邦彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-257596
公開番号（公開出願番号）：特開平7-095684
出願日： 1993年09月21日
公開日（公表日）： 1995年04月07日
要約：

【要約】【目的】 再生系の応答特性が希望特性に一致するように再生系の応答特性を補正する装置において、装置の構成を簡略化する。【構成】 畳み込み演算器34は、TSP法における応答特性の演算と補正特性の付与に共用される。すなわち、TSP法における応答特性演算時には、TSP逆フィルタ波形メモリ100から読み出されるTSP逆フィルタ波形がフィルタ係数としてセットされて、TSP逆フィルタとして、収音したTSP信号の時間圧縮を行ない、インパルス応答を求める。また、補正特性には、演算で求められた補正特性に対応するイコライザフィルタ係数がフィルタ係数としてセットされてイコライザとして動作する。

請求項（抜粋）：

測定用信号としてTSP信号を出力する測定用信号発生手段と、この発生された測定用信号をスピーカで再生してマイクで収音した信号を入力して前記TSP信号の逆フィルタ特性との畳み込み演算による時間圧縮をしてインパルス応答を求める逆フィルタ手段と、この求められたインパルス応答を周波数変換して音場を含めた再生系の応答特性の測定特性情報を得る周波数変換手段と、音場を含めた再生系の応答特性の希望特性を操作者の操作に基づいて設定する希望特性設定手段と、前記希望特性と前記測定特性に基づいて当該希望特性を実現するための応答特性の補正特性を演算する補正特性演算手段と、再生しようとする音響信号に対して前記演算された補正特性を畳み込み演算により付与する補正特性付与手段とを具備してなる音響特性補正装置であって、前記逆フィルタ手段と前記補正特性付与手段が共通の畳み込み演算器を利用して畳み込み演算を行なうことを特徴とする音響特性補正装置。

IPC (3件)：

H04R 3/04 ,  G10K 15/00 ,  H04R 3/12

FI (2件)：

G10K 15/00 M ,  G10K 15/00 L