特許
J-GLOBAL ID:200903017914559559

廃水スラッジの濃縮および輸送のための装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-523167
公開番号(公開出願番号):特表平11-504561
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】本発明は、特に遠心分離装置を用いる、廃水スラッジの濃縮および輸送のための装置および方法に関する。ここにおいて、遠心分離装置は、廃水スラッジに含まれている生物の細胞を解体するための、少なくとも1つの溶解装置を有している。本発明の装置の溶解装置は、例えば粉砕ディスク(161、162)を有する摩擦粉砕装置(100;200)、あるいは磨砕コーン、造形石目やすり、ローラークラッシャー、通過ドラム、回転カッター列を有する切断装置、あるいは回転ピン列を備えたピン粉砕機の形状であってもよい。本発明の装置は、細胞、特にバクテリアおよび原生動物の細胞を溶解することができ、従ってこれらの細胞内容物は、周囲媒質に放出される。この内容物はついで、スラッジ中に残っているバクテリアに対して刺激剤として作用する。これにより、1つにはスラッジ総量が大幅に減少でき、もう1つにはバイオガス生産がかなり増加する。
請求項(抜粋):
廃水スラッジ、特に余剰スラッジ(807)の濃縮および/または輸送装置において、 余剰スラッジ(807)に含まれている微生物の細胞が、濃縮および/または輸送中に少なくとも一部溶解(破壊)されるように構成されていることを特徴とする装置。

前のページに戻る