特許
J-GLOBAL ID:200903017920621908

電気車の走行距離演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-019440
公開番号(公開出願番号):特開平7-229754
出願日: 1994年02月16日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 パルスカウントに基づく計算上の走行距離を正確なものとする。【構成】 この発明の電気車の走行距離演算装置は、地上子の検出によって求められる特定点における絶対走行距離Latとその特定点における速度検出系から演算によって求めた走行距離Lxとの比較によって偏差dLxの傾向を判別し、その偏差の傾向を計算上の走行距離に加味する補正dLspを行い、地上子の存在しない中間地点の計算上の走行距離を算出することにより、空転、滑走の検出ミス、また車輪径の摩耗などのために計算上の走行距離に空転、滑走の補正値を加算するだけでは求めることができなかった地上子の存在しない中間地点での正確な走行距離を割り出す。
請求項(抜粋):
電気車の回転部の回転速度を検出する回転速度検出部と、前記回転速度検出器が検出する回転速度信号から電気車の計算上の走行距離を算出する走行距離演算部と、前記電気車の空転および滑走を検出し、空転または滑走によって前記走行距離演算部が算出した計算上の走行距離に生じる誤差を補正する空転滑走誤差補正部と、複数の特定地点に設置されている地上子各々からの信号を受けて当該地上子の設置地点までの絶対走行距離各々を求める絶対距離演算部と、前記絶対距離演算部が求める絶対走行距離と前記空転滑走誤差補正部による補正後の計算上の走行距離との偏差を求める偏差算出部と、前記偏差算出部が算出する前記複数の特定地点各々における偏差の傾向を判別する偏差傾向判別部と、前記偏差傾向判別部が求めた偏差傾向を前記空転滑走誤差補正部が出力する補正後の計算上の走行距離に加味して確定的な走行距離を出力する走行距離確定部とを備えて成る電気車の走行距離演算装置。
IPC (4件):
G01C 22/00 ,  B60L 3/08 ,  B61L 3/02 ,  G01P 3/56
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-315008
  • 特公平1-032444
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-315008
  • 特公平1-032444

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