特許
J-GLOBAL ID:200903017927002308

内視鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-119096
公開番号(公開出願番号):特開平9-299317
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 組立性が良好であり、しかも湾曲部に大きな引張力がかかっても節輪の連結が外れない湾曲部を有する内視鏡を提供すること。【解決手段】 湾曲部の骨格を形成する円筒形状の節輪25、37の一方の端部にはその軸に対称な2箇所にそれぞれ突起部29、30を設けた耳部27、28が形成され、他方の端部には対称な2箇所の位置に突起部29、30を係入可能な係合孔34がそれぞれ形成され、各係合孔34は節輪25、37の軸と垂直な方向に延びる第2の誘導孔(誘導溝)32と連通し、該誘導孔32は節輪25、37の軸と平行な方向に延びる第1の誘導孔31を経て開口する構造にし、係合孔34に突起部29、30が係入した状態で湾曲部に引張力が加わっても係合が外れないで、しかも節輪25、37を連結する組立を簡単に行うことができるようにしている。
請求項(抜粋):
互いに回動可能な複数の円筒状の節輪の組み合わせにより構成されている関節機構を有する内視鏡において、上記関節機構の少なくとも一部が、2つの突起を一端に有する第1の節輪と、上記第1の節輪と隣合う第2の節輪と、上記第2の節輪の第1の節輪と隣合う側の端部に設けられ、上記第1の節輪の突起に対応している2つの係合孔と、少なくとも上記第2の節輪の各係合孔と連通し、第2の節輪の長手方向と略垂直方向に延びている第1の誘導孔と、上記第1の誘導孔と連通し、第1の節輪側の外縁に開口している第2の誘導孔と、を有し、上記第1の節輪の各突起を上記第2の節輪の各第2の誘導孔及び第1の誘導孔を介して各係合孔に誘導することによって互いを回動自在に係合することにより構成されていることを特徴とする内視鏡。

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