特許
J-GLOBAL ID:200903017931856125

エレベータの緊急避難装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛木 理一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-306397
公開番号(公開出願番号):特開平9-142752
出願日: 1995年11月01日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 作動中のエレベータが事故の発生によって突然停止した時、引きケーブルと作動ケーブルとによって所定の最寄り階に到達すべく、手動によって上昇あるいは降下することができるエレベータ乗客室をエレベータに具備して提供する。【解決手段】 エレベータ走路の頂上部に配置した制御室10に、モータ20を設置し、ブレーキ部30はアプリケーションロッド40が当接する作動ロッド31を具備し、アプリケーションロッド40のほぼ中央部に支持ロッド70を設け、回転ホイール50との間に伝動歯車60を設け、作動歯車80と接離するようにした。ブレーキ部30の作動ロッド31によりモータ伝動軸21にブレーキシュを接離し、モータ伝動軸21の回転により伝動機構を介してエレベータケーブル91がエレベータ乗客室100を所定の階まで移動せしめるように成る。
請求項(抜粋):
エレベータ走路の頂上部に配置した制御室に、ブレーキ部を取付けた伝動軸を有するモータを設置し、前記ブレーキ部はアプリケーションロッドが当接する作動ロッドを具備し、前記アプリケーションロッドは基端部が枢着し他端部には引きケーブルの上端部を止着し、前記アプリケーションロッドの他端部寄りの一部に回転ホイールを取付け、この回転ホイールには作動ケーブルを懸架し、前記アプリケーションロッドのほぼ中央部に支持ロッドを設け、この支持ロッドと前記回転ホイールとの間に回転ホイールと同軸で回転する伝動歯車を設け、この伝動歯車を前記モータ伝動軸の一端に設けた作動歯車と接離するようにし、前記ブレーキ部の作動ロッドによりモータ伝動軸にブレーキシュを接離し、前記モータ伝動軸の回転により伝動機構を介してエレベータケーブルがエレベータ乗客室を所定の階まで移動せしめるように成るエレベータの緊急避難装置。

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