特許
J-GLOBAL ID:200903017941038030

シートベルトリトラクタおよびこれを用いた車両の乗員拘束保護システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-226749
公開番号(公開出願番号):特開2000-071935
出願日: 1998年08月11日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】できるだけコンパクトにし、しかも、乗員の拘束保護をより一層効率よくかつより一層快適に行う。【解決手段】シートベルトリトラクタ1は、シートベルト3を巻き取るリール4と、作動時にリール4のベルト引出し方向αの回転を阻止するロック手段5と、ロック手段5を必要時に作動させるロック作動機構6と、シートベルト引出が阻止されたとき、ベルト荷重を制限するフォースリミッタ機構7と、減速度検知手段8と、リール回転検出手段9と、リール4を回転駆動する超音波モータ10と、クラッチ機構11と、クラッチ機構11を介して伝達される超音波モータ10の回転を減速してリール4に伝達する減速機構12と、リール4をシートベルト3の巻取り方向βに付勢するスプリング手段13と、超音波モータ10の回転量を検出して電気信号に変換するモータ回転量検出手段14とからなっている。
請求項(抜粋):
シートベルトを巻取るリールと、該リールを回転自在に支持するフレームと、前記リールをシートベルト巻取り方向に付勢するリール付勢手段と、前記フレームおよび前記リール間に配設されて通常時リールの回転を許容し必要時に作動してリールのベルト引出し方向の回転を阻止するロック手段と、前記シートベルトのベルトテンションを制御するベルトテンション制御機構と、前記ロック手段の作動による前記シートベルトの引出し阻止時に前記シートベルトにかかるベルト荷重を制限するベルト荷重制限機構とを備え、前記ベルトテンション制御機構は、前記リール付勢手段および前記リールに付与する回転トルクを発生する超音波モータと、非作動時前記超音波モータの回転トルクを前記リール付勢手段に伝達するように設定すると共に、作動時前記超音波モータの回転トルクを前記リールに直接伝達するように設定するクラッチ機構とからなるシートベルトリトラクタであって、前記超音波モータは、前記フレームに取り付けられた環状のステータと、該ステータの進行波によって回転する環状のロータと、該ロータを貫通してロータに一体回転可能に連結されると共に、一端が前記リール付勢手段に接続されかつ他端が前記クラッチ機構に連結される筒状のモータ回転軸とから中空形状に形成されていると共に、前記クラッチ機構も中空形状に形成されていることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
IPC (3件):
B60R 22/28 ,  B60R 22/46 ,  B60R 22/48
FI (3件):
B60R 22/28 ,  B60R 22/46 ,  B60R 22/48 B
Fターム (6件):
3D018DA07 ,  3D018MA01 ,  3D018PA01 ,  3D018PA02 ,  3D018PA04 ,  3D018PA05

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