電気作動型の差動固定装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (9件)：萼経夫 , 宮崎嘉夫 , 舘石光雄 , 小野塚薫 , 田上明夫 , ▲高▼ 昌宏 , 中村壽夫 , 加藤勉 , 森則雄
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2007-550871
公開番号（公開出願番号）：特表2008-527274
出願日： 2006年01月13日
公開日（公表日）： 2008年07月24日
要約：

差動固定装置であって、カラー部材(35)をギアケース(11)と共に回転するように固定するが、軸方向に移動可能とし、第一サイドギア(19)と共に作用して対に噛合う固定部材(41、43)を定めて、カラー部材が固定状態(図1)の時、第一サイドギアのギアケース(11)に対する回転を防止させる。カラー部材とギアケースの間にばね(61)を設けて、カラー部材を非固定状態(図3)に付勢させる。複数の作動部材(47)を備えて、夫々、カラー部材と係合する第一端部(49)と、ランププレートと係合する第二端部(51)を備える。作動手段が作動状態の時、ランププレートをギアケースに対して回転させて、作動部材をランププレート上でランプ-アップさせて、カラー部材を非固定状態から固定状態まで移動させる。

請求項（抜粋）：

回転軸(A)と歯車室(13)を定めるギアケース(11)と;少なくとも一つの入力歯車(17)と第一出力歯車(19)と第二出力歯車(21)を含み、前記歯車室(13)内に配置される差動歯車手段と;前記第一出力歯車(19)の前記ギアケース(11)に対する回転を防ぐように操作可能な回転防止手段と;入力信号(59)に応じて前記回転防止手段を作動可能な作動手段(33)とを含むタイプの差動歯車機構であって、前記作動手段は、前記第二出力歯車(21)の近くで前記ギアケース(11)の一部に、ここから幾分径方向外側に配置されるようにランププレート(53)を含み、前記作動手段が非作動状態(図3)の場合には、前記ギアケースと共に回転するように前記ランププレート(53)を配置し、前記作動手段はさらに作動装置(33、57)を含み、前記作動手段が作動状態(図1)の場合には、前記ランププレート(53)を、前記ギアケース(11)の回転速度と異なる回転速度で回転させるように操作可能とし、さらに、 (a)前記ギアケース(11)と共に回転するように取付けられるが、前記ギアケースに対して軸方向に移動可能となるようにカラー部材(35)を含み、前記第一出力歯車(19)と共に作用して固定部材(41、43)を定めて、前記カラー部材(35)が固定位置(図1及び2)の時、前記第一出力歯車(19)の前記ギアケース(11)に対する回転を防止させるように操作可能とし、 (b)前記カラー部材(35)と前記ギアケース(11)の間で軸方向に配置されるように付勢手段(61)を含み、前記固定位置(図1)から、前記第二出力歯車(21)に向う方向で、非固定位置(図3)に、前記カラー部材を付勢させ、 (c)前記カラー部材(35)と係合する第一端部(49)と、前記ランププレート(53)と係合する第二端部(51)を夫々有する、複数の細長い作動部材(47)を含み、前記作動手段(33)が前記作動状態の時、前記ランププレート(53)を前記ギアケース(11)に対して回転させ、前記細長い作動部材(47)を前記ランププレート(53)上でランプ-アップさせて、前記第一出力歯車(19)に向って軸方向に移動させて、前記付勢手段(61)の付勢力に逆らって、前記非固定位置(図3、4及び5)から、前記固定位置(図1)まで、前記カラー部材(35)を移動させることを特徴とする差動歯車機構。

IPC (1件)：

F16H 48/30

FI (2件)：

F16H48/30 B , F16H48/30 H

Fターム (16件)：

3J027FA20 , 3J027FA34 , 3J027FA36 , 3J027FA37 , 3J027FB02 , 3J027HA01 , 3J027HA03 , 3J027HA05 , 3J027HB07 , 3J027HC03 , 3J027HC17 , 3J027HC23 , 3J027HC26 , 3J027HF06 , 3J027HF41 , 3J027HG07

引用特許：

出願人引用 (5件)

米国特許第6,083,134号明細書
米国特許第6,551,209号明細書
特開平4-252737

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審査官引用 (2件)

特開平4-252737
差動歯車装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2002-168419 出願人：イートンコーポレーション

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