特許
J-GLOBAL ID:200903017948115293

移動通信システムのチャネル割当方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-330209
公開番号(公開出願番号):特開平7-193857
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】セクタ構成の無線通信システムにおいて、通信中に干渉が発生する頻度を軽減する。【構成】サービスエリアに配置された基地局11〜13はセクタアンテナ31a〜31f,32a〜32f,33a〜33fにより各々複数のセクタセル41a〜41f,42a〜42f,43a〜43fをカバーする。基地局は、あるセクタセル内の無線端末21〜24との通信要求が発生すると、全てのチャネルの干渉波の到来方向と、無線端末からの希望波の到来方向を求め、干渉波の到来方向と希望波の到来方向の差が180°に近い順番にチャネルを選択し、最初に割当条件を満たすチャネルを割り当てる。
請求項(抜粋):
複数の無線ゾーンと、前記無線ゾーンの各々をカバーする複数のセクタセルと、前記無線ゾーンの各々にそれぞれ配置した基地局と、前記基地局の受信入力端に接続されこの基地局に属する前記セクタセルの各々に対して水平面内指向性をそれぞれ有する前記セクタセル対応のセクタアンテナと、前記セクタセルのいずれかに位置し複数の無線チャネルのうちの割り当てられた無線チャネルを通信用チャネルとして前記基地局と通信する複数の無線端末とを備え、前記基地局が、前記無線チャネルの各々に対して、前記無線端末の一つの位置するセクタセル対応のセクタアンテナからの干渉波の受信レベルと別に接続されている前記セクタアンテナからの干渉波の受信レベルを測定する手段と、前記無線チャネルの各々に対して、干渉波の到来方向を推定する干渉波到来方向推定手段と、自局に属する前記セクタセル内の前記無線端末の一つとの間に通信要求が生じると、少なくとも1つの前記セクタアンテナからの希望波の受信レベルを測定する手段と、前記無線端末から到来する希望波の到来方向を推定する希望波到来方向推定手段と、前記希望波の到来方向と前記干渉波の到来方向との水平面内の角度差が180度に近い前記無線チャネルほど先に選択されるように前記無線チャネルの選択順序を決定する無線チャネル選択順序決定手段と、前記無線チャネルの選択順序に従って所定の通信品質を満足する前記無線チャネルを選択しこの選択された無線チャネルを前記通信用チャネルとして割り当てる無線チャネル割当手段とを備えることを特徴とする移動通信システムのチャネル割当方式。

前のページに戻る