特許
J-GLOBAL ID:200903017963450910

エンジンのスワール形吸気ポート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-307210
公開番号(公開出願番号):特開2001-123842
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】 内回り吸気流の一部が区画壁下端縁から下側に落ち込んで逆スワール流となる分量を少なくして、吸気慣性を高め、体積効率を高める。ポート下流部の周辺部の吸気旋回維持用通気隙間の通路断面積を大きくして、吸気弁の閉弁時のポート下流部内での吸気旋回流の勢いを強めて、スワール比を高める。【解決手段】 区画壁10の下端縁25のうちの、弁口6の弁口軸心9に近い側の先端側下端縁部分を、弁口6から近い側に位置させて形成するのに対して、弁口軸心9から遠い側の基端側下縁部分を、弁口6から遠い側に変位させて形成する。区画壁10の下端縁25は、連続する1本の傾斜線状に形成する。区画壁10の下端縁25は、スワール形吸気ポート1のポート下面17のうちの、ポート中流部4のポート中流部下面部分に対して、側面視でほぼ平行な直線状に形成した。
請求項(抜粋):
エンジンのスワール形吸気ポート(1)のポート入口(2)を、ポート上流部(3)・ポート中流部(4)・およびポート下流部(5)を順に介して弁口(6)に連通させ、ポート下流部(5)はこれの基端部(7)から先端部(8)に向かって、弁口(6)の弁口軸心(9)の周囲でその周方向に沿って旋回させていく形状にし、ポート下流部(5)の先端部(8)はポート下流部(5)の基端部(7)に対して区画壁(10)で区画して連通させないように構成し、弁口(6)が吸気弁(23)で閉じられた閉弁状態において、ポート下流部(5)の先端部(8)からポート下流部(5)の基端部(7)へ吸気が流れ込むことを許す吸気旋回維持用通気隙間(24)を、前記区画壁(10)の下端縁(25)と吸気弁(23)との間に形成した、エンジンのスワール形吸気ポートにおいて、区画壁(10)の下端縁(25)のうちの、弁口(6)の弁口軸心(9)に近い側の先端側下端縁部分(26)を、弁口(6)から近い側に位置させて形成するのに対して、弁口軸心(9)から遠い側の基端側下縁部分(27)を、弁口(6)から遠い側に変位させて形成した、ことを特徴とするエンジンのスワール形吸気ポート。
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平2-271031
  • 特開昭58-062362
  • 特開昭58-028517
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審査官引用 (6件)
  • 特開平2-271031
  • 特開昭58-062362
  • 特開昭58-028517
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