特許
J-GLOBAL ID:200903017964631552

二極による凝固能力を備えた生検装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-304892
公開番号(公開出願番号):特開平5-154156
出願日: 1991年11月20日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 体内器官の内壁から組織標本を切除し、切除後に止血する焼灼機能を備えた改良した生検装置を提供することを目的とする。【構成】 外径が内視鏡を容易に通過できるほどに十分に小さくされて構成された細長いチューブ12を有し、このチューブの管腔を通して往復方向に移動可能な第1のワイヤーもしくはロッド36、および静止される第2のワイヤーが延在される。静止ワイヤーは末端部にて環状のカッター30に連結される。ワイヤーもしくはロッドの末端部には環状カッターの中に嵌合するようになされる絶縁アンビル40が固定される。アンビル40は往復方向に移動可能なワイヤーもしくはロッド36と電気的に接続された電極を有する。またこの電極が導電性のカッター40とともに対をなす二極電極を形成する。
請求項(抜粋):
(a) 基端部および末端部を有し、また、これらの基端部と末端部との間を延在する管腔(ルーメン)を有している細長い柔軟なプラスチックチューブ、(b) 一部分が第1の直径を有して形成されている絶縁アンビル、(c) 一端に環状縁部を有し、この環状縁部はシャープエッジとなるようにベベル面を形成されており、また環状縁部の内径は前記アンビルの前記一部分を接近した公差で受け入れるようになすための寸法とされている管状の金属スリーブ、(d) 前記管腔を通して前記チューブの基端部から該チューブの末端部を超えて延在している細長い長手方向へ移動可能なロッドであって、前記絶縁アンビルおよび前記管状金属スリーブの何れか一方が該ロッドに取り付けられて一緒に移動するようになされており、絶縁アンビルおよび管状金属スリーブの何れか他方は前記チューブの前記末端部に付着されるようになされている前記ロッド、(e) 前記絶縁アンビルに付着された導電電極、(f) 前記アンビルの前記一部分を前記スリーブの中へ引き込むために、アンビルおよびスリーブの何れか一方に、アンビルおよびスリーブの何れか他方に対する相対的な長手方向の動きを与えるための前記ロッドの前記基端部に取り付けられている手段、及び(g) 前記管腔を通して前記導電電極および前記金属スリーブに対して電気的に接続され、スリーブと導電電極との間に電圧を印加するための手段、を含んで構成されたことを特徴とする二極による凝固能力を備えた生検装置。
IPC (5件):
A61B 10/00 103 ,  A61B 10/00 ,  A61B 1/00 334 ,  A61B 17/38 310 ,  G01N 1/04

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